( 287884 )  2025/05/03 03:05:21  
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埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故で、転落したトラックの運転手とみられる男性の遺体が発見されました。

消防が現場の過酷さを考慮し、最善を尽くしたと述べました。

男性は事故発生から3時間後に応答があったが、最終的に約3か月後に発見されました。

消防は第三者による検証は予定しておらず、救助の困難さを強調しています。

警察は身元の特定を進め、運転席の残り部分は重機を使って引き上げる予定です。

(要約)

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埼玉県八潮市の道路陥没事故で、転落したトラックの男性運転手とみられる遺体が発見されたことを受け、消防は2日、県の災害対策会議で、「過酷な現場だったので救助は最善を尽くしたものだった」と話しました。 

 

今年1月、八潮市で道路が陥没してトラックが転落した事故で、消防などは2日朝、下水道管内にある運転席部分から運転手の男性(74)とみられる遺体を発見し、地上へと運び出しました。 

 

発生当時、救助に当たった消防によりますと、男性運転手は、事故発生からおよそ3時間後、穴の上からの呼びかけに対して応答があったということですが、最終的におよそ3か月後になってこの男性とみられる遺体が見つかったことについて、消防の担当者は「最善を尽くした」と話しました。 

 

草加八潮消防組合 南雲仁局長 

「あれだけ過酷な現場であったので、私は(救助について)最善を尽くしたというふうに思っています」 

 

消防の担当者は県の災害対策会議でこう述べたうえで、「我々の持っている資機材の全てを使っても、救助は困難だった」と話しました。 

 

記者から「第三者による救助方法が適切だったか検証しないのか」と問われると、「第三者による検証は予定していない。消防内での検証は実施予定」としました。 

 

警察は今後、遺体の身元の特定を進めるほか、残る運転席部分について、県は今後、重機を使って真上の穴から引き上げる方針です。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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