( 288019 )  2025/05/03 05:41:21  
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埼玉県内の倉庫に積み上げられた政府の備蓄米の中から、5月1日時点で29%に当たる5万6903トンの出荷が終了したとJA全農が発表した。

農林水産省は備蓄米の供給を早めるようJA全農に要請した。

3、4月には5万5112トンが出荷され、コメの流通はJA全農や卸売業者を通じてスーパーに行われている。

JA全農は速やかな受け渡しを心がけているが、販売先からの発注がないと出荷できないと説明している。

(要約)

( 288021 )  2025/05/03 05:41:21  
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倉庫内に積み上げられた政府の備蓄米=2月18日、埼玉県内 

 

 全国農業協同組合連合会(JA全農)は2日、3月に落札した政府備蓄米計19万9270トンのうち、29%に当たる5万6903トンの出荷を5月1日時点で終えたと発表した。 

 

 農林水産省は2日、備蓄米がスーパーなどの小売業者に届くまでに時間を要していることを受け、JA全農に前倒しで供給を拡大することなどを要請した。 

 

 JA全農によると、3、4月は卸売業者の依頼を受けて5万5112トンを出荷した。コメの流通は、JA全農などの集荷業者から、精米や袋詰めを行う卸売業者を通じてスーパーなどに出荷されるのが一般的だ。備蓄米が店頭に出回っていないとの指摘に対し、JA全農は「速やかな受け渡しに努めている」ものの、「販売先から発注を受けないと出荷ができない」と説明している。  

 

 

 
 

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