( 288254 )  2025/05/04 05:10:00  
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東京メトロは新しい制服の規則を導入し、スニーカーを許可し、ネクタイは必須でなくなった。

髪の色の染め方や身につけるアクセサリーの自由度も高まり、男女別の基準がなくなった。

また、夏制服の着用期間が拡大され、装飾品も一部許可されるようになった。

これにより、東京メトロは社員の多様性を尊重し、働きやすい環境を提供するため基準を改正した。

(要約)

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新しいルールの制服を着た東京メトロ社員。スニーカーが認められ、ネクタイは必須ではなくなった=東京メトロ提供 

 

 東京メトロは今月から、地下鉄の駅で制服で勤務する社員や乗務員の身だしなみのルールを緩和した。 

 

 これまで革靴やローファーに限っていた足元は、暗い色ならスニーカーを認める。髪はより明るい色まで染められるようになった。男女別の基準も撤廃し、性別に関係なくイヤリングやピアスを身につけられる。 

 

 最近の寒暖差が激しい気候を踏まえ、夏制服の着用期間は「5~10月」から「4~11月」に拡大した。原則として着用していたネクタイは「任意」に変更。結婚指輪を除き装飾品は不可だったが、業務に支障のない範囲でシンプルなものを1点認める。 

 

 時代の変化に合わせて多様性を尊重し、社員の働きやすさを向上させようと、社内の基準を改正した。男女別の基準を撤廃したことで、男性もピアスを着用したり、肌なじみの良い色のマニキュアを塗ったりできるようになった。 

 

 東京メトロは「基準の範囲内で信頼される身だしなみを、自ら選べるようになった。引き続き、安全で高品質な輸送サービスに努めたい」としている。【椋田佳代】 

 

 

 
 

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