( 288674 )  2025/05/06 03:24:02  
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元剣道指導員が小学生の女の子を木刀で殴る事件が発生。

被害者は脳しんとうと打撲を負い、剣道教室を辞めるほどの怪我を負った。

家族は男が行為に至った理由について、以前の大会での恥辱に関連があるのではと考えている。

男は誤った指導として容疑を認めており、事件の詳細を報道するメディアも慎重に取り扱っている。

(要約)

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FNNプライムオンライン 

 

「バカは今日の稽古でしめてやる」 

これは、剣道を指導していた53歳の男が教え子である女の子に向けて発した言葉です。 

 

被害者の父: 

冗談にしても(メッセージを)送ってくる内容ではないと思うんです。 

 

そして、稽古ではその言葉どおりともいえる行為が実際になされたのです。 

 

被害者の父: 

“木刀”で思い切り振りかぶって殴っているんで。一言で表すと“怒り”ですね。 

 

2025年1月、都内の剣道教室で小学1年生だった女の子Aさんの頭を木刀でたたき、けがをさせた疑いで、元指導員の男が書類送検された事件。 

 

FNNは当時の状況を目にしていたAさんの父親と姉に話を聞くことができました。 

 

Aさんの父: 

(Aさんが)練習していて、相手の子のほうに向かって「面!」って言ってるときに、(男が)手が上がってねえんだこのばか野郎みたいな…。 

 

面を打つ練習をしていたAさんの背後から歩み寄り、不意打ちのように頭をたたいたという男。 

手にしていたのは、竹刀よりも硬い木刀だったといいます。 

 

Aさんの父: 

小学校1年生の頭、防具つけててもやっぱり痛いどころじゃないんですよ。母親と一緒にトイレ駆け込んで、吐いて。 

 

Aさんの姉: 

(その夜も)歯を食いしばって冷や汗みたいなのをかいて、なんかこう手とかずっと震えていました。 

 

その後、脳しんとうと打撲と診断され、剣道教室をやめたAさん。 

事件から約4カ月が経過した今も後遺症に悩まされているといいます。 

 

自身も、この元指導員に剣道を教わっていたというAさんの姉は、以前から指導中の言動に疑問を感じていたと話します。 

 

Aさんの姉: 

この野郎、バカ野郎というのが本当に多くて、(指導中)押されたりとか、すっ飛ばされたりした時は、あざもできちゃうし。 

 

なぜ、男はAさんを木刀でたたくという行為にまで及んだのか。 

Aさんの家族は、少し前に行われた大会に伏線があったのではと考えています。 

 

Aさんの父: 

1回戦負けはうちの三女(Aさん)しかいなかった状況で、道場の恥をさらしやがってと言うことはブツブツ言っていた。 

 

警察の調べに男は「腕が正しく上がっていなかったことをAさんに教えるためだったが、間違った指導だった」と、容疑を認めているということです。 

 

フジテレビ,社会部 

 

 

 
 

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