( 289944 )  2025/05/10 07:01:33  
00

政府は、備蓄米の買い戻し条件を緩和する方針であり、現在1年以内の買い戻し期限を延長する可能性がある。

備蓄米の放出が制限されており、コメ価格の引き下げを目指して供給を増やすために、条件の見直しを検討している。

業者や与党からは期限延長の要望が出されている。

(要約)

( 289946 )  2025/05/10 07:01:33  
00

備蓄米買い戻し条件のイメージ 

 

 政府が、備蓄米の入札に業者が参加する際の条件を緩和することが9日、分かった。現在は放出した備蓄米と同量を原則1年以内に買い戻すことにしており、この期限延長などを検討している。全国農業協同組合連合会(JA全農)が8日までに出荷した備蓄米は落札数量の32%にとどまった。政府は供給の遅れにより、備蓄米の放出効果が限定的になっているとみている。流通経路を広げ、高止まりするコメ価格の引き下げを狙う。 

 

 今年秋の収穫後にコメを確保できるかどうかが見通せない中、買い戻し期限の条件が、業者の入札参加のハードルになっていると指摘されていた。与党からも期限延長を求める声がある。 

 

 

 
 

IMAGE