( 290605 ) 2025/05/13 04:53:55 0 00 日テレNEWS NNN
12日、国会で激しい議論になった「消費税の減税」。野党側の「何もしない自民党」という指摘に、石破首相は「なぜ何もしないとあなたは決めるのか」と語気を強めて反論する場面もありました。
12日、国会では。
立憲民主党・大西議員 「政府自民党は経済対策として、消費税減税を実施しない方針を固めたという報道もありますけれども、この消費税減税、本当に検討しないんですか。総理いかがですか」
石破首相 「どうすれば一番困窮しておられる方々に手厚い措置ができるかということを念頭に置きながら、あらゆる可能性を議論はしておると当然のことでございます」
立憲民主党は物価高対策として、食料品に限定して消費税率を“0パーセント”に引き下げるべきだと主張。
立憲民主党・大西議員 「検討するんですかしないんですか、はっきり言ってください」
石破首相 「いま御党がご主張の食料品に限って、短い期間に限って減税をするということが、本当に一番困っておられる方々に措置することになるのかと」
“立憲の減税案”について、慎重な姿勢を示した石破首相。
野党側の批判に語気を強めて反論する場面もありました。
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立憲民主党・大西議員 「結局じゃあ何をやるんですか。置き去りなのは財源じゃなくて国民の生活じゃないですか。無責任なのは決められない石破総理であって、物価高に対してガソリン減税も消費減税も何にもしないという自民党のほうじゃないんですか」
石破首相 「(過去に所得減税や給付金など) そういうことやっているじゃないですか。なんで何もしないというふうにあなたは決めるんですか。そんなことはありません。政府としていろんな措置を講じてきた。そういうものを等閑視して全く見ないで、何もやらないって決めつけは、私は議論として適当だと全く思いません」
立憲民主党・大西議員 「ですから人の案にけちつけるんじゃなくて、自分たちの案をちゃんと早く示してくださいよ。消費税減税、是か非か、国民に判断してもらおうと思ってます。是非選挙で決着つけようじゃないですか。総理いかがですか」
石破首相 「次の時代に責任を持つ、ワンショットではない、そういう財源をきちんと用意していかなければならないし、事業者の負担というものもよく考えていかないといけないということでございます。『何もしない』なぞということは全くございません」
今年夏の参院選を前に“減税”をめぐる議論が激しくなっています。
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