12日のニューヨーク株式市場では、米中両国が追加関税を引き下げる共同声明を発表し、ダウ平均株価が一時1000ドル以上上昇した。これにより、米中の関税交渉が進展する期待が高まり、米国景気への懸念が後退し、投資家心理が改善した。(要約)
ニューヨーク証券取引所=ロイター
【ニューヨーク=小林泰裕】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は前週末の終値から一時1000ドル超値上がりした。米中両国が12日、追加関税を相互に115%引き下げる内容の共同声明を発表したことを受け、米中の関税交渉が進展に向かうとの期待が強まった。米国景気への減速懸念が後退し、投資家心理が改善した。