コメの価格は17週間連続で上昇し続けたが、ついに下落に転じた。

先週の販売価格は前週比19円下がり、5キロあたり4214円となった。

価格下落は18週ぶりで、備蓄米の店頭販売が増加したことが影響している。

農水省は今月中に4回目の備蓄米入札を行い、夏まで毎月放出する予定。

しかし、夏に品薄状態が懸念される中、備蓄米の流通増加が価格下落にどう影響するかが注目されている。

（要約）

日テレNEWS NNN 

スーパーで販売されるコメの価格は17週連続で上昇を続けていましたが、ようやく下落に転じました。 

農林水産省によりますと、全国のスーパーで先月28日から今月4日までの1週間で販売されたコメの平均価格は前の週より19円値下がりし、5キロあたり4214円となりました。 

値下がりは18週ぶりです。 

先月から備蓄米の店頭での販売が本格化したことが価格の下落につながったとみられます。 

農水省は今月中に4回目の備蓄米の入札を行い、来月以降も夏まで毎月放出するとしています。 

コメの流通関係者からは夏にかけてまた品薄状態になるのではと不安の声も聞かれる中、今後は備蓄米の流通量が増えることでさらなる価格の下落へとつながるのかが焦点となります。