( 291594 )  2025/05/17 04:06:59  
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厚生労働省は、全国の約3千の定点医療機関から報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が1週間に3604人であり、1医療機関あたり0.94人だったことを16日に発表した。

感染者数は前週比で0.85倍であり、減少傾向が続いているという。

感染症法上の位置づけが「5類」に移行して以降、初めて1人を下回ったことも報告された。

各地域では感染者数にばらつきがあり、例えば岐阜が2.29人、東京が0.48人などだった。

新型コロナの感染者数は、国内流行が始まった20年の当初には全数把握が行われていたが、5類移行時には定点把握に変更された。

今年4月からは急性呼吸器感染症に関する定点医療機関が約5千から約3千に減少した。

(要約)

( 291596 )  2025/05/17 04:06:59  
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厚労省=東京・霞が関 

 

 厚生労働省は16日、全国約3千の定点医療機関から5~11日の1週間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が3604人で、1医療機関当たり0.94人だったと発表した。4月に定点医療機関数が変更されたため、それ以前と単純に比較することはできないが、1人を下回るのは、2023年5月に感染症法上の位置付けが「5類」に移行して以降初めて。 

 

 前週比は0.85倍で、減少が続いている。5類移行後も流行の波を繰り返しているが、規模は徐々に小さくなっている。 

 

 1機関当たりの感染者数が多かったのは岐阜2.29人、新潟1.87人、山梨1.57人。少なかったのは東京0.48人、山口0.57人、高知と宮崎が0.61人などだった。 

 

 新型コロナの感染者数は、20年に国内流行が始まった当初は全数把握。5類移行時に、あらかじめ決められた医療機関からの定点把握に変更された。 

 

 今年4月からは、せきや喉の痛みなどの症状がある患者を含む「急性呼吸器感染症」が5類に追加、新型コロナの定点医療機関数が約5千から約3千に減少した。 

 

 

 
 

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