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石破茂首相は、コメ価格高騰を抑えるために5キロ当たり3000円台に価格を下げる方針を示した。

彼は安定的なコメ供給が必要であり、早急に実現すると述べた。

首相として責任を取る姿勢を示し、コメの需給状況に関する分析や対策を政府が取るべきだと強調した。

(要約)

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石破茂首相(2025年3月撮影) 

 

 石破茂首相は21日の党首討論で、農相更迭にまで発展したコメ価格高騰をめぐり、今後5キロ当たり3000円台に価格を抑えることを目指す方針を明らかにした。 

 

 国民民主党の玉木雄一郎代表の質問に答えた。 

 

 5キロ当たり3000円台に下がらない場合の首相としての責任を問われると、「責任を取っていかねばならないと思う」とも明言した。 

 

 玉木氏に「どのように、いつまでに、5キロいくらまで下げるのか」と問われた石破首相は、「どこになぜ、どれだけのものが滞留しているかをきちんと把握しないと、おまじないを言っても仕方ない。どこにどれだけあるかを明確にしたい」とした上で「安定的なコメの供給がなされることは必ず政策として実現しないといけない。コメは(5キロ)3000円台でないといけない、4000円台などということがあってはならない」と述べ、5キロ3000円台に価格を抑えると明言した。 

 

 時期については「1日でも早く実現と言うことは、申し上げておく」とも語った。 

 

 玉木氏に「5キロ30000円台に下がらないと、総理として責任を取りますか」と問われると、石破首相は「責任をとっていかねばならないと思う。下げるというふうに申し上げているので、仮に下がらないとするなら、なぜ下がらないのか説明するのは政府の責任だ」と述べた。 

 

 玉木氏は「米の高騰が続いて1年くらいたつが、いまだにその分析ですか。下げ方が分からないなら、下げる方法も分からないのではないか」と疑問を呈した。 

 

 コメが余っているか、足りないのか、と問われた石破首相は「余っていたら、このようなことにはならない。余っているとは申しません。米価というものを下げてはならないというのが、多くの政党の意コンセンサスだった」「(現在)足りないと断言はしませんが、ギリギリの需給状況は超えていると思う」との認識を示した。 

 

 

 
 

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