22日夜、JR東日本は山手線の外回りで運転を全線取りやめることを発表した。車掌が電車のパンタグラフに不具合を発見し、そのため外回り全線で運転を見合わせた。車両点検の結果、複数の電車でパンタグラフに問題があることがわかった。内回りは運行しており、振り替え輸送も行っているが、復旧の見通しは立っていない。(要約)
JR東日本のロゴマーク
JR東日本は22日夜、山手線の外回りでこの日の運転を全線で取りやめることを明らかにした。
JR東によると、車掌が電車のパンタグラフに不具合があるのを見つけ、22日午後9時47分ごろから、外回りの全線で運転を見合わせていた。
車両点検の結果、複数の電車でパンタグラフが曲がるなどの不具合が見つかったという。
復旧の見通しは立っていないが、内回りは動いているほか、振り替え輸送で対応しているとしている。【山田豊】