( 293445 )  2025/05/24 03:26:47  
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農相の小泉進次郎氏は、政府備蓄米の放出を一般競争入札から随意契約に切り替える方針を示し、6月初旬にはスーパーなどで低価格で販売されると発表した。

また、2025年産の主食用米の生産量が過去最大の719万トンに増加する見通しで、コメの不足感が解消される見込みだと述べた。

(要約)

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閣議に出席するため首相官邸に入る小泉進次郎農相=2025年5月23日午前8時17分、平田明浩撮影 

 

 小泉進次郎農相は23日の閣議後記者会見で、政府備蓄米の放出について一般競争入札から随意契約に切り替え、来週早々にも随意契約の手続きを始める方針を明らかにした。政府が備蓄米の価格を決めて幅広い業者に安値で売り渡すことで、6月初旬をめどにスーパーなどの小売店で「(5キロ)2000円台で並ぶ形で出していく」と述べた。 

 

 また、小泉氏は2025年産の主食用米について、24年産より40万トン多い719万トンになるとの見通しを示した。過去5年間で最大の生産量となり04年の調査開始以来、最大の増産幅となる見込みだ。 

 

 小泉氏は「秋以降のコメも多く出てくることも受け止めてほしい」と述べ、コメの不足感が解消へ向かうことに期待感を示した。【中津川甫】 

 

 

 
 

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