( 293760 )  2025/05/25 04:42:46  
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立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、政府の備蓄米を巡る政策について批判的なツイートを相次いで投稿しました。

特に、随意契約や価格設定に関する農林水産大臣の小泉進次郎氏に対してけん制を示し、自民党の農政や備蓄米の問題点を指摘しました。

選挙対策のみならず、本質的な問題解決を訴えました。

一連のツイートに対しては様々な意見が寄せられています。

(要約)

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小沢一郎議員 

 

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(83)が24日までに自身のX(旧ツイッター)に相次いで投稿。政府の備蓄米を巡り、入札から随意契約に切り替える方針を明らかにしたり、5キロあたり2000円台を目指すと意欲を示したり、矢継ぎ早に前のめりな動きを見せる小泉進次郎農林水産相をけん制した。 

 

 「小泉農相がテレビに出まくって、備蓄米を随意契約で格安で放出、すぐにでも5キロ二千円台で小売に並べると誇らしげに語っているが、仮に選挙対策の目玉として今年だけやるなら、税金を使ったバラマキ給付金と同じ」と批判した上で「そもそもが非常時のための『備蓄米』である。自慢できる話では全く無い」と突き放した。 

 

 随意契約を打ち出したことにも「業者との癒着が顕著な自民党政権下で行われる場合、その業者と自民党の政治資金的な関係については十分精査される必要がある。つまり、随意契約は簡単に利権化される危険性も高い」と警鐘を鳴らし「最大の問題は、自民党農政の構造的欠陥。我々が導入した戸別所得補償制度を廃止し、日本の農家を極限まで追い詰めたことによる。今の値上がりは、供給体制が細った中でコスト増を価格転嫁する動きが出てきたという事情もある。一時的に備蓄米を出して価格を下げても根本的な解決にはならない」と指摘した。 

 

 さらに「参院選対策の『目玉』にしようと手柄を焦るあまりに、目先だけ見た対策をやれば、生産現場も大混乱に陥るおそれ」と懸念を示し「政策は選挙対策ではない。消費者も生産者も納得するコメ対策が第一」とくぎを刺した。 

 

 一連の投稿に対しては「これで本当に2,000円台に下がったら、ますます、不信感が募る。いったい今まで何してたんだ?って話です。やればすぐ出来るのにここまで高騰するまでほっとくとは。ってなる」「『安けりゃそれでいい』はとても危険な考え方だと思います」「備蓄米無制限放出? ちょっと待て! 備蓄米は無制限にはありません」「そもそも備蓄米なら金とるな!」「これは参院選前に電波を使った自民党の宣伝ですやん」などさまざまな声が届いている。 

 

中日スポーツ 

 

 

 
 

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