( 294705 )  2025/05/29 02:53:42  
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「エスカレーター立ち止まる条例」の成果について、埼玉県や名古屋市での取り組みが報じられています。

埼玉県では商業施設などで一定の効果が見られましたが、駅では難しいとの指摘もあります。

名古屋市ではエスカレーター右側に立つことで「なごやか立ち止まり隊」が登場し、一日1万6000円の日給で右側に立ち指示を出しています。

成果として、条例制定前は80%ほどが歩いていたが、現在は90%以上が止まっていると報告されています。

一方、消費者庁は転倒や転落事故が相次いでいることから、エスカレーターを利用する際には立ち止まることを呼びかけています。

(要約)

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All Nippon NewsNetwork(ANN) 

 

エスカレーター“立ち止まる条例”の成果は。“歩けなくする人”に日給1万6000円を払った自治体もあります 

 

■条例の成果は? 

 

 全国に先駆けて「立ち止まりを義務付ける条例」を制定した埼玉県。商業施設などでは一定の効果がみられましたが、駅などでは難しいといいます。 

 

 埼玉県の次に条例が制定された名古屋市の駅でも左側には多くの人が立ち止まっていますが、右側はまだまだ空いていて、立ち止まる人は少ないようです。 

 

利用者(30代) 

「リュックとか背負っている人が通ったら、子どもを抱っこしている時にぶつかったりするので危ないかな」 

 

■“通せんぼの人”日給1.6万円 

 

 そうしたなかで現れたのが、右側に立つことで“利用者の意識を変える”、「なごやか立ち止まり隊」です。 

 

名古屋市消費生活課 担当者 

「毎月4、5日程度、(去年)合計50日やっている」 

 

 去年は名古屋市の19の駅で、一日6時間エスカレーターの右側に立ち続け、指示を出す隊長には一日1万6000円、隊員には6500円が支給されます。 

 

 その成果は上がっているのでしょうか。 

 

名古屋市消費生活課 担当者 

「条例制定前は80%ぐらい歩く人がいたが、今は90%以上の人が止まっている。大分、止まる人が増えてきたと思う」 

 

 エスカレーターの転倒、転落事故が相次ぎ、消費者庁は今月23日、立ち止まって利用するように改めて呼び掛けています。 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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