( 294785 )  2025/05/29 04:25:34  
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28日の国会では、小泉農水大臣が野党と直接対決し、備蓄米について議論が行われた。

また、番組では「1000円台」での販売を目指す企業についても取材された。

小泉大臣は、2021年産の備蓄米が1800円程度になると見通しを示し、2022年産も1000円台での販売を目指しているという。

多くの人々が安い価格で米が手に入ることに喜びを示している。

(要約)

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FNNプライムオンライン 

 

28日の国会で、備蓄米をめぐり“コメ担当”の小泉農水大臣が、野党のトップ3人と直接対決した。また番組では、「1000円台」での販売を目指す企業を取材した。 

 

立憲民主党・野田代表は、備蓄米5キロあたりの適正価格について迫った。 

 

立憲・野田代表: 

2000円と数字を明確にされた。バナナのたたき売りではないので、気合いは分かるんですけど、それが適正価格かどうかということだ。 

 

小泉農水相: 

人件費の高騰などを踏まえたら、2000円が生産者にとっての適正ではないと思う。古い備蓄米をおろしていく価格としては、私は適正だと思います。 

 

続いて、国民民主党の玉木代表。 

 

国民・玉木代表: 

備蓄米、大人気ですね。これだけなくなってしまうと、元の100万トンの水準にいつ戻すのか? 

 

小泉農水相: 

売り渡した備蓄米と同数量をいずれ買い戻すことにしている。 

 

国民・玉木代表: 

今回その中小のスーパーに出すと言っておられる米も、あと一年経ったら実は餌米で出す予定だったんですよ。一年経ったら動物の餌になるようなものを、安く売りますったって、それ安く出ますよ。それは本当のニーズじゃないと思いますね。 

 

小泉農水相: 

しっかりと冷静に、消費者の皆さんも含めて、議論できる。そんな環境を作る上で、やはりまず今は下げていかなければいけない。 

 

険しい表情で答弁する小泉大臣だったが、3人目の“野党党首”の質問には、違う表情を見せるひと幕も…。 

 

日本維新の会・前原代表が「小泉大臣が出現してですね、なられて…」と話すと、場内からは「失言?」と戸惑う反応が。 

 

前原代表が「出現。出現。失言じゃない。出現。失言はされていない」と慌てた様子で話すと、険しい表情から一転。 

 

笑みを見せた小泉大臣。 

 

30日には、2021年産の備蓄米について、新たに、中小のスーパーなどから、申請を受け付ける方針だ。その価格は…。 

 

小泉農水相: 

令和3年(2021年)産は、2000円よりもさらに安い。1800円程度になると思う。 

 

 

2021年産の備蓄米は、「1800円程度になる」との見通しを明かした。 

そして、2022年産の備蓄米も、“1000円台”で販売しようとする動きが…。 

 

ミスターマックス 広報 丸山佳祐さん: 

少しでも安くお客様の手元に届けたい思いがあるので、税抜きで2000円を切るような価格で販売できるように今、目標として調整を進めている段階です。 

 

2022年産の備蓄米、5000トンを申し込んだ、ディスカウントストアの「ミスターマックス」。 

 

税抜きながらも、5キロ1000円台で、6月初旬から全57店舗での販売を目指すとしている。 

 

20代男性は「お!へぇ〜。6月初旬まで待とうか迷う」と話し、50代男性は「嬉しい。コスパがよければ。物価高なので」と喜びを見せていた。 

 

早ければ来週にも「5キロ2000円台」の備蓄米が市場に出回る見込みだ。 

(「イット!」5月28日放送より) 

 

イット! 

 

 

 
 

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