( 294797 ) 2025/05/29 04:37:03 0 00 備蓄米“5kg2000円”は適正価格?3野党トップが小泉大臣追及
コメ問題について連日発信を続ける小泉農水大臣。国会では就任後初の論戦に臨み、野党3党のトップから質問を受ける異例の展開となりました。
論戦の焦点となったのは「5キロ2000円程度」での販売を目指している備蓄米について。
立憲民主党 野田佳彦代表 「バナナのたたき売りじゃないので。気合は分かるが、それが適正価格か」
小泉進次郎農水大臣 「(5キロ)2000円が生産者にとっての適正ではない。しかし今回、我々古い備蓄米を出しますので、この古い備蓄米を卸していく価格としては適正だ」
日本維新の会 前原誠司共同代表 「下げることを目的にしている。備蓄米2000円で。ちゃんと下がった形で(米価は)一元化されるか」
小泉進次郎農水大臣 「ブランド米と古米、古古米、そして古古古米、同じ価値があるものではない。選択肢を増やしていくことで、あまりにも高止まりしている平均4200円というのが落ち着いていく。そういうマーケットの状況を作りたい」
備蓄米の随意契約の申し込みは、受け付け開始からわずか1日余りで61社に。農水省は2022年産の古古米が予定量に達する見込みになったとして、27日夜に全ての受け付けを一時休止。一方で、まだ在庫のある2021年産の古古古米は、中小のスーパーや街のコメ店に対象を変えて放出する考えを表明しています。価格については…。
小泉進次郎農水大臣 「今のところの見込みで言うと、1800円程度になるのではないか。5キロで」
国民民主党はこの点を追及しました。
国民民主党 玉木雄一郎代表 「中小のスーパーに出すと言っているコメも、あと1年経ったらエサ米で出す予定だった。1年経ったら動物のエサになるようなものを安く売りますと言ったって、そりゃ安く出る」
小泉進次郎農水大臣 「前年同月比でいえば(米価は)2倍。日本全国の地域別で見ると、一番上がっているところは2.5倍。やはりまず、今は下げていかなければいけない」
古古古米の新たな申し込み方法について、小泉大臣は28日夜にこう話しました。
小泉進次郎農水大臣 「街のコメ店と中小のスーパー、別枠で設定する方向で調整している。できるかぎり早く周知を開始したほうがいいだろうということで、29日夕方に説明会を開催できるよう詳細の詰めをしている」
テレビ朝日
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