( 294952 ) 2025/05/29 07:36:36 0 00 MBSニュース
28日午後3時から兵庫県の斎藤知事の記者会見が行われています。 私的情報の漏えいをめぐって兵庫県の第三者委員会は、元総務部長の井ノ本知明氏が去年4月、3人の県議に情報を漏らしたと認定し、「知事および元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」などと指摘しています。
斎藤知事は今後について、「自身の処分を考えている。給与のカットで対応させていただきたい、早ければ6月の議会」と処分への展望を述べました。
自身を処分する理由を聞かれると、「漏えい、第三者委にはセキュリティの脆弱さが指摘されていて、総務部長の漏洩については組織の長として一定の責任を感じている」と述べました。
いっぽう、”知事の指示のもと”と指摘された点については、記者会見の中でも、「わたしとしては、第三者委員会で述べた通り、漏洩の指示はしていない」と繰り返しました。
しかし第三者委は、斎藤知事の証言に反して、「知事および元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」と結論付けています。
この点について記者から、「兵庫県の最高責任者の発言が、(第三者委などに)毎回採用されない。知事の発言が信用ないと判断されているのは、由々しき事態ではないのか」と聞かれると、斎藤知事は、「私が答えたことが、伝わっていないことは大変残念だと思っています」と述べました。
そして、「当時の認識など、答えられるところをきちっと答えている。それが全てです。」「それがこれからもやっていくことだ」と話しました。
また、「指示について」第三者委の指摘や職員らの証言と、知事の発言に食い違いが起きていることについては、記者から何度も質問が出ました。
元総務部長らの発言は虚偽と考えているのか、と聞かれると、斎藤知事は「それぞれの認識で発言したのではないか」と認識の違いを強調しました。
また、食い違いがあることについて追加調査などをするのかと聞かれると「調査予定はない」とし、「懲戒処分ということで一定の結論を出させていただいた」と話しました。
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