小泉進次郎農相が農林水産省の備蓄米の試食会に参加し、2021年～2024年に収穫されたコメで作られたおにぎりを試食して「どれを食べても美味しい」と感想を述べた。

特に21年産については違いを感じなかったと述べた。

備蓄米は再開する随意契約で多くの中小の小売業者に販売する計画で、品質管理がしっかり行われていることを強調した。

（要約）

備蓄米の試食会に参加した小泉農相＝29日午後、農水省 

　小泉進次郎農相は29日、農林水産省が主催した備蓄米の試食会に参加した。それぞれ2024～21年産のコメで作られた一口大のおにぎりを口にし「率直にどれを食べてもおいしい」と感想を述べた。21年産の古いコメに対し、小泉氏は「そこまで（味などの違いを）感じなかった」とアピールした。 

　21年産は30日に再開する随意契約で売り渡す予定で、多くの中小の小売業者に参加を呼びかける狙いだ。 

　おにぎりは同じ研ぎ方、炊き方で用意した。小泉氏は、備蓄米は「低温倉庫の中でしっかりと品質管理をやっている」と強調した。