( 295306 )  2025/05/31 03:27:52  
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名古屋市の市立小学校で行われた理科の実験中、児童が大けがを負った事件が発生した。

6年生の授業で行われた実験中に、講師が誤った指導を行い、児童がやけどを負った。

やけどは重傷で手術が必要となり、児童は入院している。

名古屋市教育委員会は保護者に謝罪し、市内の全市立小学校に対し実験の適切な手順を呼びかけている。

(要約)

( 295308 )  2025/05/31 03:27:52  
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CBCテレビ 

 

名古屋市の市立小学校で理科の実験中、児童がやけどをする大けがをしていたことがわかりました。 

 

名古屋市教育委員会の発表によりますと、おととい、市内の市立小学校で行われた6年生の理科の授業中、植物の葉にデンプンがあるかを調べる実験で、正しくは「エタノールを入れた試験管を湯せんする」ところ、担当講師(28)が誤って「エタノール入り試験管を入れたビーカーを直接ガスコンロで加熱する」よう指導したということです。この際にエタノールに引火し、実験をしていた児童が右腕にやけどを負いました。 

 

やけどの程度は重く、児童は手術に向け入院しているということです。学校は当時、患部を冷やす処置をしたものの救急車は呼ばず、迎えに来た保護者が病院に連れて行ったということです。名古屋市教育委員会は保護者に謝罪し、市内すべての市立小学校に対し実験を正しい手順で行うよう注意喚起したとしています。 

 

この担当講師は教壇に立って2年目の教員で、「エタノールが危険だという認識が不足していた」と話しているということです。 

 

CBCテレビ 

 

 

 
 

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