( 295376 )  2025/05/31 04:47:51  
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大手企業を中心に政府の備蓄米を販売するための随意契約が進んでおり、2000円で販売される備蓄米が買える店舗が31日から登場しています。

具体的にはイトーヨーカドーやアイリスオーヤマが販売を開始し、価格は5キロで2160円(税込み)です。

中小企業や大手コンビニも30日から申し込みが始まり、徐々に広がっていきます。

競争が起きつつも、消費者にとっては早く手に入ることはポジティブな点として感じられています。

(要約)

( 295378 )  2025/05/31 04:47:51  
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大手企業を中心に備蓄米の随意契約が進んでいますが、「2000円の備蓄米」は一体どこで、いつ買えるのでしょうか。 

 

■“2000円の備蓄米” あす(31日)から買える店舗も 

 

南波雅俊キャスター: 

政府の備蓄米を競争入札をするのではなく直接契約する「随意契約」ですが、これまでに61社の申し込みが確定しています。備蓄米の量でいうと合計で約22万トンです。 

 

申し込んだのは、やはり大手の小売りです。スーパー「オーケー」や「ベルク」、「アイリスオーヤマ」、「カインズ」、さらに「ドン・キホーテ」を経営している「PPIH」など、様々な企業で販売されていくことになります。 

 

では、具体的にいつ買えるのか、どこで買えるのかというところを見ていきたいと思います。 

 

まずイトーヨーカドーでは、31日の午前10時から通信販売のサイトで古古米(2022年度産のコメ)の予約販売が開始されます。手元に届くのは6月15日以降で、順次購入された方に届くということです。価格は5キロ2160円(税込み)で送料が550円かかるほか、購入は1人1袋に制限されています。 

 

この通販に加えて、イトーヨーカドーの都内の1店舗でも販売をしていくということです。 

 

そして、もっと早く販売するのがアイリスオーヤマです。こちらも古古米を31日の午前9時から、千葉と宮城の店舗(「ユニディ松戸ときわ平店」は65袋、「ダイシンホームセンター幸町店」は95袋)で販売していきます。価格は5キロ2160円(税込み)で、午前8時から整理券を配布するということで、多くの方が来ることも予想されるかなと思います。 

 

日比麻音子キャスター: 

どこが早く販売するのか、ということもあって各社の対応も非常に難しいところではありますね。ただ本当にみんなが大変な時期ですから、買いだめたりとか買いすぎるということは本当に避けていきたいなと個人としては思います。 

コメをいつ買うか、どれぐらいどのように買うか、悩みが尽きませんね。 

 

 

山内あゆキャスター: 

こちらは今、古古米ですよね。さらにこれから古古古米(2021年度産のコメ)も出てくるわけじゃないですか。味の差や値段の差などを比較したくなりますね。 

 

日比キャスター: 

ここからまだ続くわけですから、ここで慌てずにちょっと静観するというか、タイミングは見ていきたいなと思います。 

 

■販売開始を前倒しする企業も 備蓄米、徐々に広がるか 

 

南波キャスター: 

今回政府が放出する備蓄米30万トンのうち、2022年度産の古古米が20万トン、2021年度産の古古米が10万トンあります。 

 

現状は大手企業に備蓄米が届き始めていますが、中小企業や大手コンビニも30日から申し込みが始まります。徐々に広がっていくので、落ち着いて購入していただけたらと思います。 

 

続いて、6月1日(日)から備蓄米が販売開始される店舗についてです。 

 

「イオン」では、古古米が午前8時から東京・品川区「イオンスタイル品川シーサイド」で販売されます。価格は、5キロ2138円(税込み)です。 

 

「ドン・キホーテ(PPIH)」では、正午から東京・大田区「MEGAドン・キホーテ 大森山王店」で5キロ2138円(税込み)、アプリ会員限定で販売されます。 

 

当初「イオン」は6月初旬、「ドン・キホーテ」は来週前半に販売予定でしたが、早まるかたちとなりました。 

 

一番乗りを目指していた「アイリスオーヤマ」は、当初は6月2日(月)からの販売を予定していました。しかし「イオン」の発表を受けて、販売日を2日早めることになりました。 

 

企業同士の競争はもちろんですが、消費者からすると早く届くことは悪いことじゃないなと感じます。 

 

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