( 299171 )  2025/06/14 07:02:40  
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政府が「骨太の方針」を閣議決定しました。

今年の方針は、賃上げを重視し成長戦略の中心とし、実質賃金の上昇や最低賃金引き上げを目標としています。

中小企業への支援やアメリカの関税措置への対応も重要視されています。

一方、プライマリーバランスにおいて黒字化目標が後退し、来年度の予算編成が議論される予定です。

(要約)

( 299173 )  2025/06/14 07:02:40  
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日テレNEWS NNN 

 

政府は、経済や財政政策の大方針となるいわゆる「骨太の方針」を閣議決定しました。 

 

石破首相「副題は、『今日よりあすは良くなると実感できる社会へ』といたしました」 

 

ことしの「骨太の方針」は、「減税よりも賃上げこそが成長戦略の要」として、「賃上げを起点とした成長型経済の実現」を柱に掲げました。 

 

実質賃金を年間で1%程度上昇させることや、最低賃金を2020年代に全国平均1500円に引き上げるなどの目標が明記され、中小企業などに対し、5年間で集中的に支援していくとしています。 

 

また、アメリカ政府による関税措置や食料品を中心とする物価高には、リスクに備え対応に万全を期すとしています。 

 

一方、国の政策のための経費を税収等で賄えているかどうかを示すプライマリーバランスについては、黒字化の目標をこれまでの「2025年度」から、「2025年度から2026年度を通じて、可能な限り早期の黒字化を目指す」とし、事実上、後退させました。 

 

政府はこれらの方針をもとに、来年度の予算編成を議論します。 

 

 

 
 

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