( 299706 )  2025/06/16 06:58:30  
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トランプ大統領がイランに対し、米軍全兵力を行使する警告と、イスラエルによるイランの核・情報機関施設攻撃に対する米国の関与否定を強調した。

イスラエルの作戦ではイランの施設を標的とし、イランとイスラエルの間での攻撃と報復が続いている。

トランプ氏は、自身が攻撃について事前に知っていたが、米国の非関与を再度強調し、イランから攻撃を受けた場合には米軍が全力で対抗する考えを示した。

(要約)

( 299708 )  2025/06/16 06:58:30  
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米ワシントンで、軍事パレードを見守り敬礼するドナルド・トランプ大統領(2025年6月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 

 

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は15日、イランに対し、米国を攻撃すれば米軍の「全兵力と全力」を行使すると警告するとともに、イスラエルによるイランの首都テヘランの核・情報機関施設への攻撃について米国は「一切関与していない」と改めて強調した。 

 

13日未明に始まったイスラエルの作戦は、イランの核・軍事施設を標的としており、イラン政府は、数十人の軍幹部や核科学者が死亡したとしている。 

 

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「アヤトラ(イスラム教シーア派の有力宗教指導者)政権のあらゆる標的」を攻撃すると表明しており、これに対してイランはミサイル攻撃で報復し、イスラエル側では死者が出ている。 

 

トランプ氏は、イスラエルの作戦については事前に把握していたと述べていたが、15日午前に自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「対イラン攻撃に米国は一切関与していなかった」と改めて強調。 

 

さらに、「わが国がイランから何らかの形で攻撃を受けた場合、米軍は全兵力と全力を行使し、前例のない規模で(イランを)攻撃する」と主張。 

 

「わが国なら、イランとイスラエルの間にディール(取引)を成立させ、この血なまぐさい紛争を終わらせるのは容易だ!!!」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News 

 

 

 
 

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