( 299843 ) 2025/06/17 04:43:48 0 00 国民民主党・玉木雄一郎代表(春名中撮影)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が14、15両日に実施した合同世論調査で、夏に予定される参院選の比例代表の投票先を尋ねたところ、自民党が24・5%で、立憲民主党が9・6%、国民民主党が8・8%と続いた。国民民主は3月調査以降で初めて3位に転落し、立民より下となった。山尾志桜里元衆院議員の公認見送りなど、候補者擁立をめぐる一連の混乱が影響したとみられる。
国民民主は前回調査(5月17、18両日実施)比では2・6ポイント減となった。3月調査は12・0%、4月調査は13・3%、5月調査は11・4%だったが、今回は1ケタ台に落ち、失速が顕著だ。
投票先を年代別にみると、国民民主は18歳~29歳で20・1%と前回比2・0ポイント増だったが、ほかの年代区分ではいずれも前回より減っており、特に30代と40代で減少幅が大きかった。
国民民主は参院選の比例代表に山尾氏を擁立するといったん発表。ただ、同氏の過去の不祥事に対して交流サイト(SNS)を中心に批判が殺到し、党地方組織からの反対も相次いだため、6月11日に公認の見送りを決めた。玉木雄一郎代表ら、党執行部のガバナンス不全が指摘されている。
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