( 299991 )  2025/06/17 07:27:28  
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16日、伊丹空港に到着したANA774便がブレーキの不具合により走行不能になり、一部滑走路が運用停止されました。

牽引車により約90分後にスポットに到着しました。

乗客と乗員にケガはなく、影響で他の機体が最大で14分の遅れが発生しました。

機体はインドで墜落した機体と同じボーイング787ー8型(ドリームライナー)でしたが、全日空はエンジンは無関係であり、インドの事故との関連性はないと述べました。

(要約)

( 299993 )  2025/06/17 07:27:28  
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伊丹空港(16日午後1時5分ごろ) 

 

 ANA774便(新千歳発、伊丹行き)が16日、伊丹空港に着陸後、誘導路で走行不能となりました。原因はブレーキの不具合と見られています。滑走路の一部が運用停止され、牽引車などにより約90分後に空港内のスポットに到着しました。 

 

 国交省大阪空港事務所によりますと、16日午前11時10分に新千歳空港を出発したANA774便は、午後1時5分ごろに滑走路に着陸後、誘導路で走行不能になりました。その後、誘導路や滑走路の一部が一時的に運用停止となり、スポットまで牽引され、午後2時半ごろにようやくスポットに到着しました。 

 

 走行不能の要因について、一時的にブレーキが解除できなかった不具合が原因とみられています。この影響で、伊丹空港に着陸する予定だった3機の飛行機が、空中で待機する必要が生じるなどして、最大で14分の遅れが発生しました。 

 

 全日空によりますと、不具合を起こした機体は、当日朝にANA771便として伊丹空港から新千歳空港へフライトし、その後、新千歳空港から伊丹空港へANA774便として折り返して運航しましたが、その間に問題は報告されなかったということです。 

 

 乗客307人と乗員9人にケガなどはありませんでした。 

 

 ANA774便は、12日にインドで墜落した機体と同じ「ボーイング787ー8型(ドリームライナー)」が使用されていましたが、全日空は「インドの航空事故の原因が究明されていないため、断定的なことは言えないが、今回の機体に起こった不具合はブレーキについてのもので、エンジンは無関係であり、インドの事故と当該の事象に関連性はないと考えている」としています。 

 

 

 
 

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