( 300151 )  2025/06/18 05:39:33  
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ホンダは、再使用型ロケットの離着陸実験に国内の民間企業として初めて成功し、ロケットを垂直に打ち上げて約1分後に着陸させた。

再使用型ロケットは打ち上げ後に再利用でき、打ち上げコストの削減や高頻度の打ち上げが期待されている。

実験に成功したのはホンダの子会社で、自動車技術を応用した。

ホンダは2030年までに人工衛星などを運ぶ小型ロケットの商用化を目指しており、スペースX社に続く形で宇宙輸送事業に一歩近づいた。

(要約)

( 300153 )  2025/06/18 05:39:33  
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ホンダ提供 

 

ホンダは、再使用型ロケットの離着陸実験に国内の民間企業として初めて成功した。北海道・大樹町の打ち上げ施設からロケットを午後4時15分に垂直に打ち上げ、およそ1分後に着陸させた。 

通常のロケットは打ち上げた後に廃棄される”使い捨て型”だが、「再使用型ロケット」は打ち上げた後に着陸させて再び打ち上げることができる。それにより打ち上げコストの大幅な削減と打ち上げの高頻度化が期待されている。 

 

実験に成功したのは、ホンダの技術開発を担う子会社「本田技術研究所」。自動車のガソリンエンジンの開発で培った燃焼技術や制御技術などを応用した。ホンダは2030年までに試験機を宇宙に打ち上げ、人工衛星などを運ぶ小型ロケットの商用化を視野に入れている。「再使用型ロケット」の開発は、米・スペースX社が先行しているが、ホンダも宇宙輸送システムの事業化に向けて一歩踏み出した形だ。 

 

 

 
 

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