( 300421 )  2025/06/19 04:51:19  
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来年4月から導入される青切符制度では、16歳以上が自転車で反則を犯すと反則金が課せられる。

自転車の主な違反は歩道通行であり、反則金は6千円となる。

警察庁は規制対象は事故の危険性が高い場合であると強調している。

パブリックコメントでは自転車の歩道通行に疑問の声が多くあり、歩道通行が認められる条件や自転車専用道の整備などが提案された。

警察庁は車道の状況によっては歩道通行が許可されるが、通常は指導や警告に留められるとしている。

(要約)

( 300423 )  2025/06/19 04:51:19  
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青切符対象となる自転車の主な違反と反則金額 

 

 16歳以上が自転車で交通違反をした際、反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度が来年4月に始まることとなった。道交法上、自転車は原則車道通行で、歩道通行の反則金は6千円となる。身近な乗り物だけに関心が高く、パブリックコメント(意見公募)では5千件を超える意見が寄せられ、歩道通行の取り締まりに批判が集まった。警察庁は規制対象について、事故につながるような危険な場合だと重ねて強調している。 

 

 意見公募は5月24日までの1カ月間実施。警察庁によると、5926件の意見が寄せられ、このうち約4千件が自転車の歩道通行に関するものだった。歩道を通行できるのは道路標識で認められている場所や、13歳未満と70歳以上、身体障害のある人などに限られる。「まずは自転車専用道を整備すべきだ」などの意見が相次いだという。 

 

 警察庁は車道の幅が狭いなど、交通状況によりやむを得ない場合は歩道を通行できるとしている。単に歩道を通行している場合は従来通り指導や警告にとどめる。 

 

 

 
 

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