ホンダが燃料ポンプの不具合により113万台をリコールした際、改善された車に誤った部品が取り付けられた可能性があるとして、国土交通省に「オデッセイ」や「N-BOX」を含む7車種、計1万2653台のリコールを届け出た。国交省によると、正規品ではないパッキンが配送されたことで、燃料漏れが発生する可能性がある。(要約)
ホンダは19日、2023年に燃料ポンプの不具合で約113万台をリコールした際、改善措置した車の一部に誤った部品が取り付けられた恐れがあるとして、「オデッセイ」や「N―BOX」など7車種、計1万2653台(17年7月~20年2月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。
国交省によると、23年のリコール対象車の販売店に、正規品ではないパッキンを交換用として配送したケースがあり、ポンプとタンクの間から燃料が漏れる恐れがある。