農林水産省は全国のスーパーで販売されるコメの平均価格について、より実態に近いデータを公表した。

随意契約による備蓄米も含めた17日時点の全国の平均価格は5キロあたり4023円であり、銘柄米は4491円であった。

大手スーパーやドラッグストア別の平均価格も公表され、先月下旬以降は下落傾向が続いている。

小泉農林水産相は新たなデータの公表により、「きめ細やかな価格動向がわかるようになっている」と説明した。

（要約）

日テレNEWS NNN 

農林水産省は19日、全国のスーパーで販売されるコメの平均価格について、より実態にあったデータを公表しました。 

農林水産省が19日公表したデータは、民間の調査会社と連携したもので、全国のスーパーで販売されるコメの1日ごとの平均価格などが示されています。随意契約による備蓄米なども含めた17日時点の全国の平均価格は、5キロあたり4023円でした。 

一方で、銘柄米は依然として高値が続いていて、4491円でした。また、小売店の業態別でも平均価格を公表し、大手スーパーでは4051円、ドラッグストアでは4128円となり、いずれも先月下旬以降、下落傾向が続いています。 

小泉農林水産相は、これまで公表してきたデータには「随意契約による備蓄米を扱っているところが入ってない」とした上で、新たなデータの公表により、「きめ細やかな価格動向がわかるようになっている」と説明しました。