NHKから国民を守る党の党首である立花孝志氏が、兵庫県三木市長選に立候補する意向を20日の記者会見で表明した。

立花氏は同市長選に現職の仲田一彦氏が立候補しており、選挙が6月22日告示、29日投開票予定。

立花氏は、斎藤元彦知事の再選の際に仲田氏が支持したことを受け、「市民には明確な選択肢を提供する必要がある」と説明した。

また、参院選にも出馬予定だったが、市長選に出馬するために参院選への辞退を示唆。

ただし、市長選で落選した場合は参院選に戻る考えを示した。

（要約）

「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏 

「NHK党」党首の立花孝志氏は20日に開いた記者会見で、任期満了に伴う兵庫県三木市長選（6月22日告示、29日投開票）に立候補する意向を表明した。同市長選には現職の仲田一彦氏（52）が立候補を表明している。 

立花氏は会見で、同市長選に立候補する理由について「参院選前の選挙で無選挙無投票で終わるのはさすがに違う」と説明。同県の斎藤元彦知事が再選された昨年11月の知事選期間中、元同県尼崎市長の稲村和美氏の支持を表明した県内市長会有志の22市長に仲田氏が入っていたことにも触れ、「斎藤知事を応援するか、しないかという2つの選択肢が市民の皆さんにとってはわかりやすいし求められていると思う」と話した。 

立花氏は今夏の参院選兵庫選挙区（改選数3）にも立候補を表明しており、この日の会見で同市長選の立候補に伴い辞退する意向を示したが、「（市長選に）落選した場合には（参院選）兵庫選挙区に戻るという前提で考えている」とした。