( 302347 ) 2025/06/26 04:05:45 2 00 隈研吾氏が手掛けた広重美術館の木製屋根が劣化、アルミ製に改修へ…「雰囲気変わる」と心配の声読売新聞オンライン 6/25(水) 7:46 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/b34a1d626a4cf971c310b80ee2f0c7e24e8ed93a |
( 302350 ) 2025/06/26 04:05:45 0 00 傷みが目立つ那珂川町馬頭広重美術館(6日、栃木県那珂川町馬頭で)
美術館は建築家の注目を集め、海外からの見学者も多く訪れた(2008年撮影)
国立競技場を設計した建築家・隈研吾氏が手掛けた那珂川町馬頭広重美術館(栃木県那珂川町)のデザインを象徴する木製屋根に劣化が見つかり、アルミ製に改修するため今月、休館に入った。木材をふんだんに利用した隈氏の建築物で、木をアルミに切り替えるのは異例。町は風合いを損なわないよう木目調に加工する予定だが、ファンからは「雰囲気が変わるのではないか」と心配する声も出ている。(石塚格)
江戸時代の浮世絵師・歌川広重の肉筆画を収蔵する同館は2000年に開館した。鉄筋コンクリート一部鉄骨造りの平屋(延べ床面積約2000平方メートル)で、建物全体を不燃処理した地元の杉を使ったルーバー(羽板)で覆っている。自然豊かな周囲の景観に溶け込む落ち着いた姿から、隈氏の代表作の一つに数えられている。
ところが近年、風雨にさらされる屋根を中心にルーバーの腐食が進み、一部が崩れるなどした。町は24年2月、改修を決めたが、高額の費用がかかることが報じられると、町には批判の声が多く寄せられた。
改修計画を隈氏側と協議したところ、当初は木製のものに付け替える案が浮上した。しかし、工事費は2億円超と見込まれた。防腐用塗料の塗り直しがおおよそ10年おきに必要で、その費用に1億円近くかかることも判明した。
町は最終的に、工事費は2000万円ほど割高だが、耐久性に優れたアルミの建材で代用することを決めた。建物の風合いが損なわれないように木目調の特殊な加工を施す。外壁には引き続き杉のルーバーを使用する。工事は7月に始まり、来年2月までに完了する予定だ。
今回の改修について同町の福島泰夫町長は「老朽化による安全性の確保ということで改修を決めた。(隈氏の事務所から)アルミを使う方法もあると提案を受け、将来的なコストと(腐らないという)安全性から工費は少し高くなるが採用することにした。外観は限りなく木に近づけると聞いている」と説明する。
だが、長年のファンは困惑を隠しきれない。ボランティアで運営に関わってきた同美術館友の会の藤田真一会長(71)は「外観が全部木というのが特徴の美術館。結果を見ないと何とも言えないが、年月を経て木とアルミの部分に差が出てこないか心配している」と話した。
隈氏は読売新聞の取材に「(ルーバーの)定期的な取り換えが必要ということは最初に伝え、(建設当時の)町長も了解していた」とし、「屋根はアルミだが壁は地元産材を使う。(一見してもわからないようにする)技術も進歩している。雰囲気を壊さないことが大切だ」と話す。
木材を生かした隈氏の建築物を巡っては、観光スポットにもなっていた高知県梼原町の「雲の上のホテル」(1994年開業)が老朽化による建て替えのため取り壊された。群馬県富岡市の市庁舎(2018年完成)でも外装の木材に劣化が見つかり修繕している。
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( 302351 ) 2025/06/26 04:05:45 0 00 =+=+=+=+=
隈研吾さんの影響なのだろか、最近、たまに外壁を白木のままで仕上げた新築住宅を目にするようになった。 確かに、建築当初は“木”本来の風合いが美しいのだけど、半年もすると雨の当たる下の方が黒くなり、もう少し経つと南側の外壁が灰色にくすんできて、正直あまり見た目が良くない。 もしかしたら、施主の方は変わっていく色合いが“味”だと思っているのかもしれないから一概に否定はしがたいのだけど、やっぱり白木は変色や腐食しやすいものなんだから外壁には向かないよね。 おそらくそれは、昔から世の大工さんの常識だったから、弁柄を塗るなり焼杉にするなりして耐久性を高めるのが一般的で、それを無視した隈研吾さんのスタイルは一見とても新鮮に映ったのだろうけど、時が経てばやっぱり無理だったねって話になるんだろうな。
▲7961 ▼201
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隈研吾も、安藤忠雄も、一時的にもてはやされるけど、使い勝手やコスパや耐久性を全く考えてない。もちろん、だからデザインがかっこいい。短命でもいい民間の建物ならそれでもいい。 公共の建物は、こういうデザイナーに頼むべきではない。20年間のメンテナンスも込みで発注するとかしないと、余計なお金がかかりすぎる。お互いが不幸だ。
▲6758 ▼178
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美術館という性格上、デザイン性や建築家の思いを重視されたのかもしれませんが、耐久性やその施設の本来の目的を大切にしてほしいと感じます。 最近図書館などの公共施設でも、斬新なデザインや凝った装飾などの建物が増えましたが、利用者側からすると使い辛いと感じることも少なからず。それよりも著名な建築家さんが建てたものではないけれども、機能的で居心地のよい施設もあり、そういう施設の多くが見た目はシンプルなことが多いです。 最近は「映え」が重視されるようですが、建物も人も物も料理も、やはり中身や本質が大切だなとつくづく感じます。
▲77 ▼4
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僅か25年で、あれ程ボロボロになってしまう物なのだろうか。素材が悪かったのか、防腐対策やメンテナンスに不備があったのか、それとも、そもそもこの程度の寿命なのか。この程度が普通なのであれば、隈氏の他の建造物をはじめ、最近流行りの多くの大規模木造建造物が同じ様な運命を辿る恐れがあるかもしれない。例え、屋根だから劣化が早かったとしても、何百年或いは千年以上も前に建てられて未だ無事な歴史的建造物との差は極めて大きい。それらにある程度の補修などはあったにしてもの事で、その理由を知りたい。
▲107 ▼5
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経年劣化や環境変化に強い木材って、合金や樹脂なんかとは比べ物にならないぐらい貴重で高く、施工管理も難しい。その最たるものは化石木材(珪化木など)だが、ちゃんとした大きさのものなんて貴重過ぎて入手すら困難だ。 それでもあえて木材を使いたいなら、長期の運用に適した木材の選定に加え、特殊な表面処理と、定期的なメンテナンスが必須となる。 見栄え重視でデザインしちゃうと、あとで維持にとんでもなく手間がかかると言うのは、デザイン建築のホントよくある事。 万博のリングだって、あれは後世に残すべきと主張する人もいるけど、主に集成材使った建築物なので、あのまま雨曝し浜風当たりまくりじゃ、もって10年だろう。
▲527 ▼13
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私見ですが。 私は、この方は「単なる」デザイナーだと思ってます。 木材のもつ特性等の知見はあんまり無くて、木を使った建物でそれらしい雰囲気を出す事に長けているだけかと。 あくまで私の理解ですが、プロの建築家や服飾等のデザイナーは、素材への理解も深くそれらの特性を活かす作品を制作されるものだと思います。 そもそも、現代一般の木材に金属やコンクリートと同様の耐久性があるはずもなく、施主である自治体等は、むやみに話題性を追いかけずに、後々のメンテナンスまで良く考慮した上で、木材を使った建物を作るべきです。
▲4697 ▼105
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国一を走っていた時、とある建築会社の『以引渡半』という看板を見たことがあります。 以引渡半=引渡しを以って半ばとする、という意味だそうです。 契約上は建物を引き渡せば取引完了となるのでしょうが、家は家人の生活が始まって初めて家として機能し出すのであって、使ってみて分かる不具合も当然出てくると思います。ですので、こちらの建築会社は建てた物に責任とプライドを持っているなと好感持ちました。 個人の家と公共施設とは違うところもありますが、設計する時には建てた物は何十年も使われる想定で責任とプライドを持って欲しいですね。
▲49 ▼0
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まさに、万博リングを保存した場合の未来そのもの。構造的には、保存の難しさも必要なコストも、一部とは言え万博リングのほうが上だと思う。しかも、広重美術館は建物としての用途があるが、万博リングは記念として残すだけ。記念物としての価値はある程度認めるが、安全面や費用面とのバランスから見ても、万博リングの保存は見送るべきだと思う。
▲3742 ▼205
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有名な建築家さんでテレビで特集なんかで見たけど建築自身も自然との調和とかすごいなーオシャレーなんて見てたけど内装見た瞬間コレ掃除どーすんねん!!って思いました。私が見たのは公共施設だったのかな?格子状の木がこれでもか!ってぐらい壁?一面。しかも吹き抜けだったか絶対届かないし…デザインも大事でしょうが毎日の掃除のしやすさや害虫に強い雨風、地震に強い建物が最高ですね。屋根の修理って一番値段的にも掛かる気がする
▲3211 ▼50
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この方は依頼主の事情や使うシーンなどを考えて設計しない 他の地域でも、耐久性のない材料で床を作ったりして困った事例を知ってる 依頼する方も言いにくいのかな。 でも使う側の使い勝手や清掃や維持のしやすさ、それに関わるランニングコストを考えて設計することも大切だと思います。
▲1913 ▼22
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これから改修が必要な建物たくさん出てきますね。個人の住宅も、無垢に近い木を外装に使用するのが流行ってますし。 「木粉PP」といって、間伐材などの木くずとリサイクルPPで作った見ため木の製品がたくさん出ています。ものによっては見た目も木に近いし、高いものは耐久性もまずまず。もちろんアルミよりは安いです。PP原料もリサイクルPPを使っているものが多くいわゆるECO。使用後もリサイクルしてるメーカーもあります。 ぜひ検討していただきたいです。
▲841 ▼71
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一番の問題は、この設計者にしても、大屋根リングの設計者にしても、日本の古来の建築、構法や材料の考え方をまったく理解していないこと。少しでも伝統建築を知っている人なら、こうした建築物が本来の木の建物のあり方ではないことは明確にわかるし、建築にかかわらず木を扱うことに携わっていれば、木の性質に逆行する無理な施工であることにはたちまちに気づく。隈氏の設計は各地の大学にも、美術館博物館や公共施設に広く及んでいる。それらすべてがいずれそう遠くない時期に建て替えや大幅な改築を余儀なくされるだろう。
▲1100 ▼31
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既に灰色になりつつある万博のリングもそうだが、木は劣化します。ウッドデッキを作り最初は良い気分ですが、メンテナンスを余程しっかりしないと、材質によるとあっと言う間に劣化します。劣化に強い材質もありますが、高価ですし、それでも劣化し補修する必要はでます。デザインはあくまでデザインとして考え、実際建築するかは、その後のメンテナンスコストも十分検討して採用しなければいけません。もっとも公共の建物はできた時点だけが重要に考える政治家も多くいるように感じます。
▲969 ▼23
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隈研吾さん、大変著名な建築家だそうですが木材の特性を把握しきってないのでしょうか。 はたまた維持に多額を要することを伝えたいなかったのでしょうか、それとも話してはいたけど施主に届いていなかったのでしょうか。
確かに木造建築物でも長年存続しているものもありますが隈研吾さんはそうした先人の知恵を生かしていないのかと疑問視される事態と思います。 施主とのコミュニケーションも含めて彼の評価が改められるようなことが続いていますね。
いっそ伊勢神宮のように「二十年毎に建て替えしてください」とアピールしてあれば問題にはならなかったでしょうに。
▲512 ▼6
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古建築の寺院などでこけら葺きや檜皮葺きがありますが、それなりに手入れは大変みたいです。 板屋根の伊勢神宮は20年に一度式年遷宮でお社を完全に作り替えます。 作り替えまでしなくても奈良の春日大社などは式年造替といって部分ごとに作り替えます。 合掌造りで有名なかやぶき屋根も維持するためには一日一度囲炉裏などで火を焚いて煙でいぶす必要があります。 メインテナンスコストも考えないで本格的な木造みたいなものを作ろうとして手を出しても痛い目に逢うだけです。
▲375 ▼10
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私も美術展が好きでよく行くし、初めて行く美術館の外観でテンションが上がることもある。
とはいえ、大事なのは「美術展の企画内容」であり、美術館の外観など二の次。外観維持にかかる費用が入場料に転嫁されては行く気が失せる可能性もある。
美術館にとって、展示物を保護するための室温管理が最重要だと思うので、その電気代を抑えるための断熱・保温も考慮して設計されて欲しい。
▲301 ▼26
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福岡の大宰府天満宮にあるスタバも隈さんの設計による和風の木造ですが、意匠のせいでただでさえ狭い店内にデッドスペースが多く突き出た木材に頭をぶつけそうになりました。次に行った時にその場所にクッション材が貼ってあったので誰か頭をぶつけた人がいるんだと思います。木材は確かに風合いも良く趣もあるので好きですが、正に適材適所だと思います。
▲244 ▼4
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名前は有名だがいろいろと問題が起きていますね。公共のものなら維持管理費を必要最低限に抑えないと地方税制は厳しい。腐食防止剤塗るときの足場代,人件費などが別ならたいへんコストの高いものになってしまいます。地元の建設屋さんが試行錯誤で建てるのだから仕方ないと思いますがやはりいいコンクリートで作ってメンテナンスが最低限で済むようにしないといけない。
▲294 ▼6
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デザイン系の建築家は、建物の維持管理保全のことまではあまり考えない。 そのことをよく踏まえておかないといけません。 残念ながら、単年度予算・新規事業主義で「通常の建物であっても維持管理保全には莫大な費用が掛かる」という認識がない役所文化では持て余すことになります。 一般的に、公共建築物の劣化や保全不足が顕著なのを見ても、潤沢な財政力を持たない自治体ではデザインや見た目に走ることには慎重であるべきです。 必ず「お荷物」になります。 この建物も、これまで清掃やメンテナンスにどれくらいの予算をかけてきたのでしょうか? また実直な点検をしてきたのでしょうかね?
▲254 ▼3
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建築関係です。 設計者は「理想」を追求します。 それはそれで素晴らしい事です。 でも、施工する側、立ち物の持ち主は「理想」では何ともなりません。 特に、建物の持ち主は、どんな材質の建物でも「メンテナンス」は避けられません。 一例を上げれば、東京オリンピックの際に出来た「国立代々木競技場」は、デザイン優先だったこともあり、施工前から「雨漏り」の指摘があり、現在もその修理が行われています。
▲201 ▼4
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美術館など、有名建築家の方々が建てられたものが多く訪問する機会も多いのですが、兵庫県立美術館など、何度訪れても肝心の展示物に集中できない作りで困ります。 次はどっちへ行けば? あれ?さっきここ見たなとかエレベーター降りてすぐ行く方向間違えたり…。素人目だと空間が有意義に使われていないように感じます。 無駄や遊びや美観に力を入れ過ぎで疑問に思っています。建物ですから、建てた後の維持や使う人の身になって仕様を考える事が、本当の建築家の仕事だと思って見ています。
▲165 ▼5
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木造は風情もあって良いものであるには違いないけど屋外での耐久性には問題あるからどちらかというとこれも贅沢品でしょう。 ましてや潮風に晒される万博リングを残そうなどと言うのは巨大な建造物を残して自分の名を残そうとする為政者のわがままに他ならない。 そうしたいなら吉村知事が自費で土地買って移設、維持すれば良い。
▲176 ▼7
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木製っていうのは最初の風合いは本当に素敵だけどメンテナンスが大変です。特に日本のように湿気の多いエリアは。外壁が木製でも日焼けと水の浸食で塗り直しが大変、屋根なんて猶更ですよ。本来公共の建築物は実用性が重視されるべきなのでデザイン・材質選びを含めて検討されるべき。隈研吾さんは有名人で、話題性はあるけれども、税金を使って建てるものなのだから、雰囲気できめないで長い視野で選別してほしいものですよね。
▲82 ▼6
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最初から交換が必要な事はこの建築物の設計士は伝えていたそうだし、木製であるならそんな事は子供でもわかる事。それを承知で修繕コストの問題を先送りし、話題性を優先して依頼したのだからこういった問題が起こってきたのは必然だ。人気設計士で他にも木製の建物が各地にあるので同じ問題がすでに起きたりこれから起きてくるのではないか。
▲188 ▼9
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大工の端くれです。 木造に限らず、建築物は必ず劣化して、修補が必要になります。 木造はコンクリート造や金属造に比べて劣化が早いのは致し方ないことです。
隈さんの作品はデザイン性が高いが故にメンテナンスが難しいモノも少なくないと思います。 新築の時は期待もあり予算を取りやすいですが、修補は予算が厳しいことが多いでしょう。
今回の屋根の修補、莫大な費用とさらなるメンテナンス費用。 トータルで安上がりな、長持ちする屋根への変更もやむを得ないと思います。
難しいことですが、新築の際には解体までのトータルライフコストを考えることも大事です。
▲27 ▼0
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設計士の中にはこだわりが強い人がいる。我が家をリフォームした時、設計士は浴室の天井と壁を檜材にした案を出してきた。前の家から浴室のカビに悩まされていたので断固拒否し、浴槽も含め全てホーローにするようお願いした。かなり不満そうだったが、雰囲気よりメンテナンス重視の方が長い目で見た時、ベターだと思う。おかげで、15年経った今も浴室はきれいだよ。
▲143 ▼3
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根津美術館は新建材建築で素敵です。大昔の木造建築が幾つ残っているか。隈さんの木組みはボルト使うから痩せて狂うし、寒暖の結露で腐りやすいです。要は昔の大工さんが作る超豪華な木造で、燃えやすいし、腐るのは当たり前だから新建材、鉄筋、鉄骨に変わったでしょう。雰囲気はいいでしょうがメンテナンス費用も考えるべきです。アルミも腐ります。安藤さんや黒川さん丹下さんの建築の方が頑丈。新国立競技場はどうなるやら。
▲48 ▼1
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専門家の解説で 「薬剤を含浸させた木材なら、メンテナンスフリーで数十年大丈夫」とあるが、実際はメンテナンスしないのであればそこまで持ちません。 薬剤を含浸させた木材でも、木材保護塗装を施し定期的に塗り替えるほうがいいです。 あと、木材の腐朽の原因は、水と空気です。 雨が降っても雨水の切れが良ければ木材は驚くほど長持ちします。 外部で木材を使用する場合は、この水切りの納まりが重要です。 あと、木材の中でも赤身部分が腐朽に強いので、赤身材を使用することも有効です。 外部に木材を使用する際には、設計者がそのあたりを事前にしっかりと検討しておくことが大切です。
▲26 ▼3
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実用建築と、デザイナーとしての建築は分けて考えないと維持費無視したらこういう事態になる。 建築家はデザイン重視で維持費やコストまでは考えてくれない。市区町村などの自治体は維持費を計算しておかないといくら著名デザイナー監修したところで、維持費莫大となったら税金の無駄遣い。 それならデザイン性よりも建築費、維持費抑えることを優先させるべきだった。
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この建物ができる前、隈研吾が設計した時点で問題点は明らかだったと思います。屋根がアルミになった時点で、設計者の意図と別な建物になると思います。アルミの屋根材に木目調を採用する等、意味はありません、せめて、アルミ屋根のうえに、木材を敷き込む必要があるかと思います。木の屋根を採用した段階で分かっていた問題だと思います。
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有名な建築家だからといってそれをすべて是とするのではなくダメなものはだめと言うべきである。 ルーパーは定期的に交換する要があると最初に伝えたたとのことだが、多額のお金をかけて例えば5年あるいは10年おきに取り換えることなど現実的ではあるまい。 木(キ)は確かにイイ。だが耐久性の面では使い場所が限定されるだろう。 維持管理(費)を十分に考えた設計施工であるべきだ。
▲63 ▼0
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那珂川町は「改修計画を隈氏側と協議」だけでベスト案になると思っているんですかね。 結局、出てきた案がアルミ。また意匠性を優先していませんか。耐酸性(酸性雨劣化に対する耐性)は大丈夫でしょうか。地域の銅葺きとか、周囲の家屋のカーポートのアルミ材が大丈夫なら大丈夫なのかもしれませんけどね。 屋根専門業者にステンレス、チタン、アルミ、塗装鉄板で見積出させたほうがいいんじゃないかと思います。それぞれ色も選択できるでしょう。 那珂川町と川を挟んで向かいの那須烏山市に那珂川清流鉄道保存会という私設博物館があり(さすがに博物館は入らないだろうけど)鉄道車両が入る柱スパンが広い大屋根を設置しています。材質は塗装鉄板の折板がほとんど。たぶん低コストなので、この地域で低コスト大屋根なら塗装鉄板でしょう。
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隈研吾さんが設計デザインした構築物の経年劣化や欠陥が記事になることが増えた。隈さんが提唱する「木材や竹材を使用した和」のコンセプトは、新進気鋭とされたそれまでの日本の建築デザイナーになかった視点なので、デザインそれぞれに好みはあるとしても日本の自然が好きな自分にはとてもありがたく、共感&感謝できるものだった。 この業界のことはよくわからないのだけれど、1990年以降の長い間に、「このままでは耐久性に問題があるので〇〇したほうがいいですよ」と、隈研吾さんなり事務所なりにアドバイスする現場の職人さんはいなかったのだろうか。 本物の木造建築のあれこれを熟知した親方世代が次々に鬼籍に入られた今、そのノウハウを引き継いだ職人さんたちももう高齢になってるだろうが、新旧の知恵を合体させて耐久性に優れた本物の「和の建築物」を見たい。
▲38 ▼2
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隈研吾の作品が近くにある。木をふんだんに使った建物で、まだ出来て三年程ですが、外観は築後20年以上を思わせる様な寂しい姿です。作品の場所は東横線多摩川駅横にあるせぜらぎ公園内の建物です。彼が近くの田園調布小学校卒業と言う事で彼に依頼したそうです。それにしても後十年後の姿を想像するだけで恐ろしくなります。補修費用も莫大になり、これも大田区の税金でやるのかと思うと怒りが増します。それにしても全国で隈氏の作品の傷みがひどいと聞いていますが、彼はどの様に思っているのでしょうかね。新国立競技場はやはり外国の建築家に任せておけば良かったと森喜朗は思うのでは、天国(地獄)から。
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建物全体を八溝杉のルーバーで覆っているのだが、このルーバーがボロボロ。杉材の耐用年数は10年から15年だから、もっと早くから交換しておけばこんなことにはならなかった。設計時に隈研吾は耐用年数についてきちんと説明してないんじゃないかな。保証期間とかもどうなっていることやら。ひょっとしたら、改修費用は設計者が負担すべきかも。
▲45 ▼5
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「定期的な取り換えが必要」な時点で、「維持コストの高い建物」と考えるべきであり、結果として「取り壊される可能性もある」ものと考えるべきだと思う。 これが国宝級のもので、国費を投じてでも維持すべきものとかならともかく、一介の美術館なのであれば自力で維持していくしかない。 現状で自力での維持が困難なら、妥協して然るべきだろう。 残念なのはわかるけど、仕方がないんじゃないかな。 「取り壊されないだけまだマシ」と考えた方が良い気がする。
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広重美術館、マツダCX-8のCMにも使われたりと和風モダンで先鋭的でしたが、木製屋根では腐食が進み、来場者に危険でもありますよね。 隈研吾といえば、国立競技場も木が多用されていますが、大丈夫でしょうか? こちらは、広重美術館よりも大規模な国家プロジェクトですからね。 当初はザハ・ハディド案でしたが、建築費の関係で隈研吾さんのデザインが採用されました。竣工時は「日本的」「エコにも配慮」「コスパ良さそう」と評判も良かったですが、メンテナンスを考えたら… 「最初のザハ・ハディド案でも良かったのでは?」とも思いますが。
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万博の大屋根リングを見れば分かります。もう既にかなり傷んでいます。『仮設だから仕方がない?』と言う声もありますが、コンクリートや鉄など金属製部分はこんな短期間で劣化などする訳がありません。
だから兵庫県庁の建て替えに木製を採用をした判断を斎藤が中止させたのです。先行き多額の税金が修理費として浪費されることを防いだことは、兵庫県の財政に取れば特大のホームランです。
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屋根材としては白木のまんまだと難しい部分はありますね。 壁とかだと表面を焼いて腐食や虫食いに対応したパターンもあるでしょうか 軒をもうけて常に雨に打たれる事は避けてるかと思います。
屋根に金属アルミやガルバでいっても和モダンみたいでかっこいいかもしれません。
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隈研吾先生が手掛けた木造立体建築物の改修作業の見積もりを見た事が あるが、材木の質が最高級品で防腐処理や宮大工工法の為に、 一立方m辺りの費用が600万円位だった。屋根なので平面だから一平方m 辺りは200万から300万円位だと予想され、2000平米あるなら 最終的に4から6億円とかに今の相場ならなりそう。 資金を出して元通りにする価値があるのかと、それを市町村が維持できるか という美術と財政との兼ね合いだろうね。
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近年の隈研吾氏の政府の推し方、自治体のありがたがり方はさすがに異常。鉄道の駅でも昭和に建築された木造駅舎は東日本にはほとんど残っていない。温暖な西日本に比べ、風雨、雪など気候が厳しいのだから当たり前。なんでもかんでも木がいいわけではなく土地の気候などに応じた建築こそ経済的にも環境的にも一番よい。
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美術館博物館は指定文化財の建屋を使っているでもない限り、やはり中身の展示物が肝だと思う。 となると木の建物で雨漏りによる展示物のダメージや害虫の誘因による食害は絶対に防がねばならない。 アルミ製の外観は味がないかもしれないが、この分野は潤沢に予算があるわけでもない。 低コストでメンテがしやすいのが一番だと思う。
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木のぬくもりは、確かに素晴らしいですが、屋根ということであれば、風雨に曝されるわけで、どう考えても木では難しいところです。 わが市にも2億円かけた木製の橋がありますが、維持管理が大変なことになっています。 木のぬくもりは、屋根材の下地にとどめ、風雨に暴露されるとこは耐久性を一番に考えるべきと思いますね。
▲15 ▼0
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美には観賞するための美と 使う事を前提とする「用の美」がある 隈さんの作品はどちらかというと前者かな
某朝の番組で茅葺古民家のデザインを隈さんが やられ先日、完成後の放送がされた 出来上がった古民家は確かにお洒落だったが こりゃ手入れや使い勝手が大変だろうなぁとも思った 作ってる人も遠回しだが常識と違う工程…的な事を 言われていた
デザインも大事だが、使う人の都合ってのが 本来一番重要視される事なんじゃないかな
▲9 ▼0
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最初の20年ちょっとで張り替えが必要になぬた屋根。木製に張り替えた場合に10年おきに防腐用塗料の塗り直しをすれば良いという見積も信じがたいから、アルミへの張り替えの決定も仕方ないのでは。
無駄遣いになったお金は帰ってこないけど、他の自治体で失敗を繰り返さないように、建設時にきちんと修繕計画が説明されてたのか、誰がそれを見落としたのかは検証してほしい
▲0 ▼0
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屋根は紫外線 雨風の影響を受けやすいので 耐久性が要求される場所です 屋根の塗装には 耐久性から黒系統を選んでください 江戸の町では屋根を屋久杉で拭いていましたが 大火事の原因となりました 防腐剤を塗っても 湿っていれば シロアリの被害にあう事も有ります
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箱物公共事業の悪いところが露呈した案件です。民間であればLCCでの収益率などを考えますが、官公庁は補助金も含めた建設費をどう捻出するかばかりで、運営時の費用に含まれる修繕費は微々たるもの。 大規模に木製の屋根・ルーバーを更新することなど予算に入っているわけがない。というか、入れてしまうと事業が成立しなくなって、建設自体が頓挫するから入れられない。 隈氏が言うように、地産の材料でイメージが変わらないようにアルミ製に改修するのであれば、メンテナンスが充分に行き届かない公共建物では最初からアルミ製にしておくべきでしょう。風合いがとか言って、自分の作品に天然木を使いたがる建築家は数多くいますが、殆どは経年劣化でみすぼらしくなっていってます。
▲4 ▼0
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栃木県に以前住んでいた一級建築士です。この建物も以前訪れたことがあります。 この地域は林業が盛んで、屋根の木材は地場で取れる間伐材を使用して、いざというときには地場産材でメンテナンスができるコンセプトだったはず。 ちなみに専門家の方の指摘している、防腐処理は新築時に行われており、その上でも朽ちてしまったということだと思います。 それが修繕の段になってコストが高くなりすぎたのは隈さんの誤算だったとは思いますが、交換することも承知の上で発注されているはずなので、なんでも設計者の責任にするのはいかがなものかと。 元の読売新聞の記事にも記載されていますが、この建物は国内はもちろん、海外からも観光に訪れるなど大変に有名な建物です。 この建物周辺には観光資源なども乏しく、この建物による経済効果も少なくないはず。 隈さんの設計は賛否両論あるとは思いますが、負の側面だけで叩かないであげてほしいです。
▲1 ▼6
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近年、国産林業の活性化を目的に、木材の利用が強く推奨され助成金を背景に国産木材の利用を条件とする等、公共建築での導入が進んでいる。ゼネコンは、耐火性・対候性を備えた木材の開発を進めてるが、それらの技術は知的財産として囲い込まれている。その結果として、改修はアルミが選択されたのだろう。(アルミなりの新しい魅力をもたらすとは思う)
木材利用が公共政策として推進されている以上、技術は広く共有されるべき。地場木材のルーバーで外皮を構成した建築には、地域性と思索、美学に裏打ちされた魅力があり、多くの人を惹きつけてきた。公金使用が批判を招くのであればクラウドファンディングを行い、寄付者のネームプレートを設置すればよい。私なら10万円を投じたい。屋根が劣化した事実だけで、建物の存在や設計者の意図まで全否定していては、創造性を社会で共有する機会を失い、劣化した未来を引き寄せると危惧してしまう。
▲0 ▼4
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アルミに置き換えた場合、遮熱性などは当然変わってくるだろうから、十分検討したうえで決定すべきだろう。
その場合は、アルミに木材調の印刷を施すなどといったことはしないで、寧ろアルミの機能美を活かすようなデザインに変更したほうが、結果的にはよいと思う。 素材にはそれぞれの素材ならではの特徴があるのだから、表面的に以前に似せるといった安易な発想はよろしくない。
▲4 ▼3
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木材を外部に使う、それも屋根に使うとなると、当然、20年単位の葺き替えが必要です。
ヒノキを使った伊勢神宮の本殿も、20年に一度の「式年遷宮」で建物を建て替えますよね…
【ちなみに木材が腐る条件は次の通りです】 木材腐朽菌の 繁殖条件 は、適度の 水分 、 温度 、 酸素 、 栄養 分であり、湿度85%以上、 木材含水率 が20%以上、温度は20 - 30℃、高温多湿の環境を好み、酸素を必要とし、栄養分は木材に含まれるリグニン、セルロース、ヘミセルロースである。
▲1 ▼0
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昔の人は建築等に関して、その部材が経済性と耐久性を考慮して最適と導かれた物を使って建物を作ってきた。近代の奇をてらった見た目優先、安っぽい思想を反映した非効率、極論すればムダな方向性のズレた物がとても多いように感じます。レガシーやらなんやら作る前から考え過ぎでは?というか身の丈に合った運営や公金の使い方を切に願います。
▲97 ▼2
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こういう建造物を提案する建築家が居てもいい。
コンペを経て複数の案からこの建物になったのだから、選んでしまう方にこそ問題がある。
選考委員会や準備委員会など、こういった建物の案を選ぶ権限を持つ人達に責任がない事に問題の本質があるんじゃないかな?
権利と責任が表裏一体であるように、権限と責任も切り離せないものであるはずだ。
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隈研吾氏デザインの木製建造物はあちらこちらの自治体で採用されあちらこちらで劣化が進んでいる。 維持にめちゃお金のかかる代物である。 新国立も同じ様になると思う。 また建物内部でもこれはどうかというデザインが為されている。 真っ直ぐ降りられない階段とか。 有名だからと採用しないで良く検討して欲しい。
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木目調シートも進化していて、見た目だけではなく、手触りも木の凹凸感が再現されているタイプもあります。燃えにくい不燃タイプもあったりします。 天然木の経年変化を楽しむことも良いかもしれませんが、税金で作る公共施設であれば、中長期的に使用できることを前提に計画すべきかと感じます。 地元の木は、内外のデザイナーと協業して企画制作し展示する方がよっぽど良いのではないでしょうか?
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太陽光や雨に晒される場所に木材を使う事は、経年劣化が必ずある事が当たり前である。この美術館には何度か行ったことがあるが、木材に劣化が進んでいて、当然防腐材等の補修が行われるものと思っていた。我が家にも木のテラスがあるが、3~5年に一度は防腐剤の塗装を行って、もう30年以上問題なく使い続けている。何故補修という発想にならないのかが不思議でならない。
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木材の使い方…外壁や窓枠だと、本当に数年でガタがきます。 夫が懇意にしている建築士さんに注文住宅を設計してもらいました。造作の木枠のサッシ、玄関ドア、外壁の一部にも木材をあしらっていて「これ何年持ちますか?」と聞いたけれど、夫も建築士も「改修はどっちみち必要だから、家は。」と取り合わなかった。 結果、5年目で玄関ドアはまともに開閉しなくなり、木枠の隙間から害虫は入り放題。耐えかねてメーカー製のものに交換する際、変色している外壁も一緒に工事をしてもらったらやはり腐食しており、裏側にはびっしりと虫の死骸がはびこっていました。 建物は人が使ってこそ。耐久性との兼ね合いがとれないものは、数年の美術品でしかありません。
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公共施設、学校含め自然な風合いを出す事に主眼が置かれた建物を普段からよく目にします。私が住んでいる小学生の体育館の壁面にも県産材が使われていますが築15年過ぎたあたりから色がさめてしまい老朽化が始まりました。耐用年数の想定を数十年持てば地方の小学校は統廃合する可能性も有りそれが設計に織り込まれてもいると思いたい。この問題も隈研吾氏の設計が悪い訳では無く、地場産業、地産地消の活用と持続可能な資産の維持、社会との融合は非常に難しい課題かと思います。 アルミ材も今では木材風に仕上げた製品も有ると思いますし綺麗に成るリフォームに期待したい。
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デザイナーの域を出ない建築士って結構いる印象。
隈氏に限ったことじゃないけど、やたらと木材使いたがったり、塗装するにも素材そのもの風合いを重視したり、或いは新製品の建材を用いたり、新工法をやりたがる建築士って、それが施主の利益になるかどうかは全く考慮してなくて単に自分がやりたいとか、それをテストしたいだけだからね。
本当に注意しないとダメ。 やっぱり枯れた技術や工法、以前からある建材ってのは実証されている分だけまともだよ。新築する時に心配だからと外部の建築士を入れるのもいいけど、さらに金かかるしとんでもない提案ばかりで意味がないどころか、無駄金払った上に建築物そのものに問題が生じかねない。
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木材を屋根や外壁に使えば、経年変化による劣化は当然とことだ。壁はまだしも屋根の劣化は激しいだろう。隈氏とて、そんなことは承知の上のデザインだが、見栄え優先で「自然と調和したデザイン」の評価はこれから下されるだろう。あと10年もすれば隈氏のすべての建築物は、すべて廃材になるのか? 10年ごとに外材をすべて取り替えるのか、デザイン性と経済性の観点をどう見るのか。
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全ての建築物は劣化する。建築物に限らず、この世のほぼ全ての人の手で生産された物は劣化する。劣化の速度はそれぞれ違う。そもそも町がアートとしての建築を建築家に求めたのであれば、劣化したときのメンテナンス代、維持費込みでの運営を前提としなければならないし、既に町も受け入れた上で建築されている。建築物を頼んだ側でアートの概念を理解できない人が多数を占める場合は、クレームのような意見が出てくるのは普通だと思う。
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国立競技場のデザインを担当したことで隅研吾氏はすっかり有名になったが、私は彼の建築をほとんど評価しない。木材を使用することで有名だが、幾何学的なデザインに利用して、せっかくの木材の温かみは感じられない。不自然で不快にさえ見える。 この記事では木製屋根の劣化ということだが、耐久性を考えたら耐火もだが普通は木材の防腐処理を最優先に考える。おそらく彼は建築家というよりデザイナー。建築の実際的なことは経験が乏しいように思う。国立競技場の完成予想図(建築パース)には建物内に中木のような植栽が描かれていたが、維持管理が難しいのに本当にできるのか?と思っていたら案の定いつの間にか計画から消えていた。所さんのTV番組にでていたが、何だか子供じみた男だった。
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我が家は建売なのですが施主こだわりの木製の広いウッドデッキが付いていました。 そのへんに私や妻は全く興味ないのでノーメンテでいると2〜3年で表面がささくれだって色褪せてキレイとは言えない状態に。。 調べると定期手にペンキを塗り直したりメンテナンスが必要とのこと。 その後どうしてもやる気出ないので業者にさっさと撤去してもらいました。
木ってやっぱりメンテナンスが大事で大変なんでしょうね。。 ズボラで面倒くさがりな私は絶対に手を出していけない代物だと思いました。
逆にこの木製屋根20年以上もったのだからすごい!!
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そもそも、日本の木造建築文化は、雨風が直接当たる面に無垢材は使わない。 ある程度の加工はしていたのかもしれないが、365日、日光と雨にさらされる面を木材でって、無理があると思うし、日本の伝統を無視してる。 世界に名だたる著名人が設計したとしても、多少の無理や間違いが無いわけでも無いだろう。必要な改良・改修をして存続でいいと思う。
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建築家の名声に頼った集客と言う面も有りますから、いちがいに否定はしませんが、木材が経年劣化する事は解りきった事ですから、実用性を無視とまでは言わないけれども、劣化速度の速い木材を表面に使って見栄え重視の建築は経済的に余裕のある自治体限定で良いと思います。
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取引先で本物の木と見間違えるような樹脂製?のウッドデッキなんかに使える製品を見せていただいた事がありました。 今は竹垣やウッドデッキは言い方悪いが偽物を本物以上に見せるのが主流とか? 我が家も本物の木でウッドデッキ作ったけど数年で腐ってきた、樹脂製は耐年数は数倍良いと聞きました。 時代に合わせた良いものを使えばいいのにね。 おまけに本物の木より安価らしいです。
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隈さんの建築を 木の防腐とかの配慮が足らないとか批判する人がいますが ただの勉強不足です 批判するなどもってのほか 最近の防腐処理はかなり良くなってきているので耐久性も上がり 防火処理もできるようになってきたので 高層建築にも使われるようになっていますが 原点は 伊勢神宮のように20年おきに建て替えるのが当たり前 長く持っている建物は 宮大工の技術で手入れを行い 中には主柱を取り換えるなど大胆な手入れがされているものもあります 木造建築が長く保たれているのは維持することに努力している人たちがいることのおかげです ちなみに前の天皇陛下のお葬式の時の建物は葬儀の期間中保てるように作られており それに合わせて装飾なども 施されていました 灯篭一つとっても よく見ると宮大工の技が光っていました もっと勉強しましょう
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そもそも木材を外部で使う場合は防腐処理して、金属と比べて定期的なメンテナンスでランニングコストも多くなることは当たり前の話。 隈さんはたぶんプロポーザルで設計者として選定されたと思いますが、その事を説明していないのだろうか? デザインばかりを追及すると、こんなはずじゃなかったとなります。 隈さんは建物とは長く使う物であることを、少しお忘れのようですね。
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特に公共施設の構築物は外溝を含む外観、施主や来場者の為の機能、掃除補修経費等の維持管理の観点が重要と私は経験からそう思っている。発注者側の知識経験が最も重要と思う。
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この美術館は隈研吾の代表作であり、木製ルーバーの美しさがあってこその建築である。アルミ製にすることは致し方ないが、それはこの建築の死を意味する。美術館としての機能は満足するだろうが、建築としての魅力は無くなる。困難ではあるが隈研吾はアルミ以外の提案をすべきであったと思う。
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元材木店でしたが、現役のときに、いわゆる設計士という人たちのあまりにも木材を理解していない場面に出くわしました。他の人も書かれているように木材は外部使用には適していないというのを、自然物を使うだのエコだのと言って「こりゃ、腐るよな」という使い方を平気でやっているんです。ある現場での設計仕様に青森ヒバ芯持ちの柱を指定してきたことがあり、しかも太さは10.5cmそれに等級は特等と書かれていました。こんな寸法で節のあるものは生育環境を考えたらまず無理というもの。何の疑問ももたない頭脳だけの設計士にあきれて反論する気さえなくなりました。(図面)絵を描くのは誰にでもできますが、現場の納まりを理解していない人もいます。「これ、どうやってやるの?」と聞くと、現場にお任せしますとさらりと逃げるのも特徴です。
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隈研吾氏のデザインする建築物は耐久性、整備性、コストをあんまり考えてないイタリアのスーパーカーと同じだ。スーパーカーなら雨や暑い日には乗らずエアコンの効いたガレージで保管しておけば長持ちするが、湿度も高く風雪に耐えなきゃいけない建築物がスーパーカーレベルの耐久性しかないようでは困る。
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薬剤を使用せず特殊な処理をすることで、土中でも木材が腐らなくなる技術もあります。外構で使った事がありますが、コスト的にも木目調のアルミルーバーと同等で済みます。他にも高耐久性の天然木材はありますけど、色々検討した結果なんでしょうかね? 木目調のシートだって、あの環境下だと劣化が早く訪れると思います。10数年後にシートがボロボロになって、またニュースになってしまうように思われます。
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個人的に、ログハウスやウッドデッキのメンテに関わってるんですが、基本は毎年、キシラデコールなど、浸潤する性質のペンキで塗装をしないといけない。 もちろん、1年を通して傷んだところが出てくると、すぐに修繕して塗装しないといけない。そうでないと、湿潤な日本ではあっという間に腐る。 10年に1回塗り直しが必要で1億というのは、単なる塗り直しはないと思う。10年ノーメンテだと腐ってるところがあるので、その取り換えを含めて1億なのだろう。 いま万博のリングもあまりに壮観で評判がいいので、残す案が浮上しているが、あれは海に面しているので、非常に厳しい。木を組んで重なっているところがあると思うが、ああいう所に雨水や潮風が浸潤して行くと、あっという間に腐る。しかも組んでる箇所に防腐剤や塗料を染み込ませるのは難しい。ちゃんとやるなら(少なくとも一部)組み直しであろう。すごいコストがかかると思いますよ。
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隈研吾作品は、ほとんどが木材で構築されていることが多い。 ウッドデッキでも、長年経てば、腐ったり床が抜けたりするもの。 他の作品でも同じようなことは今までにも起こっていたのでは?と思うのですが、その辺施工時お話はないんでしょうか。 そして、他にも同じような建築物たちがあるので、その後が気になります。
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この人木製のルーバーとか好きだなあ。屋根は結局アルミ製に改修って…防腐塗料等で処理したとて、屋根材として木材を使うのは素人目にも厳しいと思う。この方は意匠偏重で機能や耐久性は二の次三の次なイメージ。民間で短期間使用するものならともかく、公共の長期間使用する建築物にこの方の設計を採用するのはちょっと考えものではないか。
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そもそも木の素材を多用するって、わかりやすいですがデザイナーの個性やエネルギーが感じられないように思います。 今回の万博のリングに関しても同じです。 例えば1970年万博の場合だと、丹下健三さんがデザインした大屋根の高さを無視して岡本太郎さんが太陽の塔を提案し、それを丹下さんも面白いと認め、お互い知恵を出し合ってあの建物になりました。 昨今の隈さんのデザインは「これぐらいが皆さんお望みのものですよね」的なものが多く、そういったエネルギーは感じません。 個性やエネルギーのないデザインは後世には残らないと思います。
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何でもかんでも木材にするのではなく、実用性や耐久性とのバランスで素材を選ぶ必要があると思います。 木目調のアルミであれば、ギリギリいいのではないでしょうか。 隈氏はいろいろ有名な施設を手がけているので、同様の問題が起きないか心配です。
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展示物だけでは目立たないから、著名な建築家のデザインを採用することで美術館への世間の関心を集めることは成功した。 逆を言えば、目的は達成されたのだから、後はお金をかけずに建物を維持する方向に舵を切る。美術館の展示内容で勝負すれば良い。
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木造は鉄骨やコンクリートがまだない時代のやむを得ない産物で,なまじの努力では維持できない。特に凝った造りだと,改修費などものすごくお金がかかる。いまはお金持ちの道楽だと思う。 10年のうちにすぐに取り壊すならいざ知らず,特別に木造である必然性がない恒久公共建築物にまで,維持費が余計にかかる木造とするのはいかがなものかと思います。
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デザインが先行しすぎてるように感じますね。建造物というのは利用者目線でないととも思います。木を使ってやる建物としての発想はいいとは思いますが、長年使うことを考えた場合どうなのか。利用者にとって必要なものなのか。疑問にはなります。 利用者目線が一番望ましく思えます。
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木から木目のアルミに変えても雰囲気は変わりますよ、木でやるのなら杉の赤みの強い所だけを使えばそう簡単には腐りませんが、全て杉の赤みの強いのを揃えるのは並大抵の事では揃わないから、多少安っぽく見える様になってもアルミで良いのでは?
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クマさんは、あまり木の特性に ついて詳しくないのか、こういう 話が多いな。しかし、公共建築に は人気がある。愛知県のアリーナ は木が少なめがゆえに、デザイン として、何で選ばれたのかわから ない。地元や若手の建築家にすれ ば良かったのに、と思うが、クマ さんの人脈と大物建築ノウハウが、 役人としては助かるのだろう。
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どこにもこんな維持費を全く考慮せず、デザインだけしか考えないで造られた建築家の自己満足建物が存在する。自治体等の財政に余裕があるなら兎も角、その維持費の為に他に必要な整備に金が回らない所もある。 今後の為を考えればアルミに替えるのは良い事と思う。
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そもそも、隈研吾氏が後々のメンテナンスの事を考えて計画していたのか懐疑的だ。初めから木製部分はアルミ素材にダイノックシート貼りでも問題無かったと思う。民間施設であれば好きにすれば良いと思うが、公共建築物は意匠とコスト、バランスよく計画する事が重要ではないか。
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昔と違い気候変動も有りで日本の建物も梅雨時以外に夏にゲリラ豪雨や台風など長い期間雨が振り夏の陽射しも半端では無い、高温多湿に強い陽射し、冬は乾燥‥その為劣化のスピードが早まる。只アルミだと多少は良いが夏の陽射しに熱で屋根が高温に‥どうなるのかな、木よりか劣化は防げるだけの話しなのかな
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各種写真で見る限り、かなり腐朽が進んでいてはっきり言ってボロボロですね。 ウッドデッキ等の屋外設置の木製構造物を扱った事の有る人ならば常識ですが、通常の木材では防腐塗料の塗布等を数年置きに実施したとしても風雨や紫外線による劣化を防止する事はできず、20年も経過したら撤去・再設置が必要になります。 木製でも水じまいをちゃんと設計したり、木製デッキの様に屋外での使用に耐える専用の材料を使えば耐久性は担保出来ますが、氏の建築物は無塗装の白木を雨に晒される場所に配置したり、酷いと合板が剥き出しの配置で使用されていたりするのではっきり言って最低限の耐久性を担保していない作りの場合が多い様に見えます。 この問題の本質はアルミ製に変更する事により風合いが失われる事では無く、そもそも公共建築物なのに耐久性に乏しい氏の設計案を採用した事だと思います。
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隈氏の存命中はまだ大っぴらに叩けないけど、 逝去後はあちこちから声が上がるだろうな。 氏の事務所で学んだデザイナーも氏と同じ轍は 踏まないだろうから、隈氏の建築様式は当代で 見納めになるんじゃないかと。 まあ、デザインそのものは継承されたとしても、 素材の選択は見直されるでしょう。
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ご自身の事務所には様々な塗料を試し塗りした木材を外にたくさん置いて研究されてます。かなり特殊なものも多くその分施工性が非常に熟練が必要なものも多く課題は多いですが木の国日本には良い取り組みだと思います。
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有名建築家はデザインやストーリーが素晴らしいがコスト・メンテに難がある。 ゼネコン設計はコスト・メンテ対策は流石だが、どうもつまらない。 これは置かれた立場で仕方ない面がある。(食っていかなきゃならないので) 発注者にも誰に発注するか、受注者の特性や意見にどう対応するかが大型物件では求められると思う。
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