( 303058 )  2025/06/28 06:44:59  
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2022年に登場した日産 アリアは、新世代のBEVだが、存在感に欠けるとされている。

デザインや実用性は高く、先進性もあるが、性能面では他社と比べて特筆すべき点は少ない。

ただ、信頼性や安全性は高く、それによってアドバンテージを持っている。

清水草一氏は、アリアの存在感を上げるためには価格の値下げが必要だと提案している。

(要約)

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 世の中には「いいクルマなのに影が薄いクルマ」が存在する。ここで取り上げる日産 アリアは、2022年に登場した新世代BEV。しかしイマイチ存在感が……アリアの存在感を上げるため、クルマを褒めて育てる男・清水草一氏が立ちあがる!! 

 

※本稿は2025年5月のものです 

文:清水草一/写真:日産、ベストカー編集部 

初出:『ベストカー』2025年6月26日号 

 

 ●こんなクルマです 

 

 BEVの先駆者・日産が世界戦略車として送り出した新世代BEV。その開発には、リーフ発売以来の経験値がしっかり生かされた。BEVのキモである航続距離や充電性能は、充分世界水準にある。スタイリッシュなクーペSUVボディは、見た目以上にルーミーで実用的! 

 

 ●ココがナイス! 

 

 第一にデザインがナイス!これといって派手な部分はないが、見れば見るほどスタイリッシュでバランスがいい。 

 

 もちろんBEVらしい先進性もしっかり表現されている。前後左右がスポーティに絞り込まれたフォルムは、クーペ的でありながら、これ見よがしなところがないのが好感度高しである。 

 

 BEVとしての性能は、ライバルに比して特に抜きん出ているわけではないが、リーフで培った信頼性や安全性の高さは、絶対的なアドバンテージを持つ。 

 

 発火事故ゼロ!テスラのような自動運転に関わる事故も聞いたことがない!さすが日本製!石橋を叩いて渡る(叩いても渡らない?)その姿勢は、テスラや中国勢もぜひ見習ってもらいたいものだ。 

 

 ●清水草一氏からの「目立たせるための」処方箋 

 

 値段が高すぎるので値下げせよ。無理か……。 

 

 

 
 

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