( 304568 )  2025/07/04 04:06:31  
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社民党から参院選に出馬したタレントのラサール石井氏が、東京・新宿駅前で初の街頭演説を行った。

彼は、物価高による若者の結婚や出産への不安を指摘し、消費税廃止を訴えながら「笑顔になる国」を取り戻すよう呼びかけた。

また、政治的発言を躊躇していたが、声を上げる決意をし、日本人ファーストを掲げる政党への批判も行った。

聴衆には賛同の拍手が送られた。

(要約)

( 304570 )  2025/07/04 04:06:31  
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街頭演説を行った社民党のラサール石井氏(左)=東京・新宿区 

 

参院選(20日投開票)に社民党から比例代表として出馬したタレント、ラサール石井氏(69)が公示日の3日、東京・JR新宿駅前で初の街頭演説を行った。 

 

炎天下の中、選挙カーに上がると「どうも! ラサール石井です。みなさん水分補給をして倒れないようにしてください」とあいさつ。「子供の頃は希望と夢に満ちあふれていたが、大人になってみたら、どんどんおかしい世の中になっていった」と出だしから語気を強めた。 

 

物価高の影響で若者が結婚や出産に不安を抱えていることを懸念。消費税廃止を主張し、「笑顔になるような国を取り戻そう」と呼びかけた。 

 

自身のSNSなどで政権に対する持論を展開したところ、メディアへの露出が少なくなったことを引き合いに出し、「おとなしくしていようかと思ったが、黙って見ているのは辞めたんです! 私は政治的発言をするのが仕事になるようにしようと思ったんです」と力説。 

 

日本人ファーストを掲げる政党については「自分のことばかり考えて他人を顧みない。何が日本人ファーストですか。人間にファーストもセカンドもないんですよ!」と訴えると、聴衆から賛同の拍手が沸き起こった。 

 

 

 
 

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