( 304743 ) 2025/07/04 07:29:13 1 00 巨人は阪神にサヨナラ負けし、今季5度目の同一カード3連敗を喫しました。
9回裏、守護神マルティネスが登板するも、サヨナラ犠飛を許し今季初失点。
この試合は、打線の奮闘にもかかわらず得点を重ねられず、最後には守護神の失点が決定打となりました。 |
( 304745 ) 2025/07/04 07:29:13 0 00 巨人・阿部慎之助監督
■プロ野球 阪神 3×-2 巨人 (3日 甲子園)
巨人は阪神にサヨナラ負けで、今季5度目の同一カード3連敗。37勝38敗2分で再び借金生活、DeNAに抜かれ4位に転落した。阪神には今季15試合で4勝11敗と大きく負け越し、ゲーム差を「6.5」に広げられた。
2-2の同点で迎えた9回裏に、守護神・マルティネスが登板するも、先頭の森下に中前安打を浴びると、阪神は代走・植田を送り勝負に出る。さらにマルティネスのけん制球を途中から守備につく中山が後逸し二塁へ進塁を許すと、佐藤輝を申告敬遠で無死一、二塁。続く大山には自らを強襲する内野安打を許し無死満塁の絶体絶命のピンチ。ここで豊田にフルカウントからセンターへのサヨナラ犠飛を許し力尽きた。マルティネスは開幕から31試合連続無失点中だったが、32試合目で今季初失点、初黒星を喫した。
打線は8回まで毎回の13安打を放つも2点止まり。14残塁の大拙攻で好投の投手陣を援護できなかった。
吉川が今季初のスタメンを外れ、ベンチスタート。野手は1番ライト・丸、2番センター・オコエ、3番ショート・泉口、4番ファースト増田陸、5番レフト・キャベッジ、6番サード・坂本、7番キャッチャー・岸田、8番セカンド・門脇のオーダーを組んだ。
相手先発左腕・伊原に対し、丸、オコエが連打で無死一、二塁。泉口が犠打を試みるも三塁封殺で送れず1死。それでもプロ初の4番に座る増田陸が左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち2-0。なおも1死二塁だったが、キャベッジが二ゴロ、坂本が遊ゴロに倒れる。
先発の横川は今季13度目の登板で初先発、0勝0敗、防御率2.49。今季ファームでは6試合(先発5)に登板し4勝1敗、防御率2.25。先発は昨季9月21日・広島戦(マツダ)で6回6安打1失点(自責0)で勝ち負けつかず以来。
2点の援護をもらって迎える初回は三者凡退に抑えると、2回は1死から大山に中前安打を浴びるも豊田を三ゴロ併殺打に仕留める。
打線は2回に先頭の岸田が中前安打で出塁するも、横川がスリーバント失敗するなど2死。丸は右前に運び一、三塁となるもオコエが中飛に倒れる。さらに3回は先頭の泉口が左前安打も、増田陸が三ゴロ併殺打に倒れ走者を活かせず。
横川は3回に2死無走者から、9番・伊原に左前安打を浴びるも、近本を一ゴロに打ち取る。しかし4回、森下の一塁線へのボテボテのゴロを横川が処理するも内野安打となると、佐藤輝に右前安打を浴び1死一、三塁のピンチ。ここで大山に左前適時打を浴び2-1と1点差に。それでも豊田を2打席連続となる併殺打に仕留め最少失点で切り抜ける。
4回まで毎回安打の打線は5回、先頭の泉口が四球で出塁すると、増田陸が左前安打で無死一、二塁。キャベッジは左飛に倒れ2死も、坂本が左前安打を放ち、泉口が二塁から本塁へ激走するも、好返球に阻まれ2死。続く岸田は四球でつなぎ2死満塁となるも、門脇が遊ゴロに倒れ追加点を奪えず。
すると直後の5回裏に、先頭の小幡に二塁打を浴びると、坂本の犠打を横川が三塁へ送球も野選となり無死一、三塁。ここで代打・ヘルナンデスにライトへの同点犠飛を浴び2-2。
6回の攻撃は2番手・木下に対し、先頭の代打・荒巻が内野安打で出塁も、丸が二直、オコエが空振り三振で2死。泉口は左前安打でつないだが、増田陸が一ゴロとあと一本が出ず。
横川は5回を投げ69球、6安打、無四死球、2奪三振、2失点で降板。6回からは2番手でバルドナードが登板し、2番からの相手打線を三者凡退。
7回の攻撃は、阪神3番手・ネルソンに対し、1死から坂本が右前安打、岸田が四球、増田大が犠打で2死二、三塁とするも代打・大城卓が中飛に倒れ2者残塁。7回裏は3番手・船迫が小幡に安打を浴びるも1回を無失点に抑える。
1点が遠い打線は、8回に阪神4番手・及川に対し、1死からオコエが死球、泉口が内野安打で1死一、二塁の絶好機。しかし4番・増田陸が二ゴロ併殺打に倒れまたもや勝ち越し点を奪えず。増田陸は打席で足を痛めたのか、一塁へ全力疾走できず、8回の守備から中山がファーストについた。
8回裏は4番手・大勢が登板し、代打・前川を中飛、近本を二ゴロ、中野を二ゴロに打ち取り三者凡退。
9回表は阪神5番手・石井の前に、この試合初めての三者凡退に抑えられていた。
|
![]() |