自民党の石破茂首相は6日に横浜市で街頭演説を行い、中国の軍拡や台湾近海での航空母艦配置について危機感を示しました。また、ロシアのウクライナ侵攻を中国が支えていると批判し、ウクライナや中東の情勢がアジアの安全保障に影響を及ぼすことを強調しました。彼は自民党の役割として、日本の独立と平和を守ることが重要だと述べました。(要約)
街頭演説する自民党総裁の石破首相=6日午後、甲府市
石破茂首相は6日、参院選の応援で入った横浜市での街頭演説で、覇権主義的行動を強める中国に関し「ものすごい勢いで軍拡を進めている。台湾の辺りに航空母艦を配置している」と訴え、危機感を示した。ウクライナに侵攻するロシアを支えているのは中国だとして批判した。
ウクライナ侵攻や中東情勢がアジアの安全保障に連動していると認識しなければいけないと強調。「安全保障に取り組み、日本の独立と平和を守るのが自民党の役割だ」と述べた。