( 305430 ) 2025/07/07 04:38:45 0 00 武蔵小山駅前で有権者に支持を訴える国民民主党から立候補した牛田茉友氏=東京・品川区
参院選(20日投開票)は6日、公示後初の日曜を迎えた。改選数6、補欠1の7議席を32人で争う東京選挙区では、国民民主党の新人で元NHKアナウンサーの牛田茉友氏(40)が東京・品川区の東急目黒線武蔵小山駅前で同党の玉木雄一郎代表(56)らと街頭演説を行った。
NHKで16年、アナとして活躍した実績から知名度は抜群。演説では「社会を変えたいとNHKに入り、児童虐待などを伝えてきましたが何も変わらず、政治は何をやっているんだという気持ちから変える立場に立とうと思った。税金ばかり引かれては手取りは増えない」などと訴えた。
この日は東急池上線戸越銀座駅まで商店街など約1・3キロを練り歩き、買い物客らとグータッチなどで交流。有権者が持参したペンと色紙にサインを求められる場面もあり、サンケイスポーツの取材に「前職でもあまりしたことがないので、ありがたいです」と感謝した。
炎天下の暑さ対策としてネッククーラーを着用。ブラウスの背中に汗をにじませながら笑顔で支持を訴え、「帽子も持ってきましたが、かぶるタイミングがよくわからなくて…」と新人らしい悩みも告白。選挙戦の手応えは「一生懸命頑張って訴えてますけど、少しづつ広がっていると感じています」と語った。牛田氏と練り歩いた玉木代表も取材に応じ、ペットボトルの飲料で水分補給しながら「選挙は後半戦が勝負。期待に応えられるように頑張りたい」と述べた。
東京選挙区では他にも参政党のさや氏(43)や、元衆院議員で無所属新人の山尾志桜里氏(50)ら女性10人が立候補している。(山内倫貴)
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