( 306118 )  2025/07/09 07:30:53  
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アシックスはファッションブランド「オニツカタイガー」を2027年中に米国市場に再進出させることを発表しました。

過去にはニューヨークやロサンゼルスに出店していたものの、2023年に撤退しました。

副社長は、ブランドのイメージを損なわないように撤退したが、再進出にファッション性が合う時期が来たと述べています。

2024年12月期には、オニツカタイガーの売上高が対前年比で58.3%増加すると予想され、会社全体の14.1%を占める計画です。

また、世界の主要都市に4店舗以上の大型店を展開し、シューズ以外の商品も強化する意向を示しています。

来年1月には、シューズ生産子会社の名称を変更し、オニツカタイガー専用の生産拠点にする予定です。

(要約)

( 306120 )  2025/07/09 07:30:53  
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「オニツカタイガー」の店舗(大阪市中央区で) 

 

 アシックスは、ファッション性の高いブランド「オニツカタイガー」について、2027年中に米国市場に再進出する方針を明らかにした。ニューヨークやロサンゼルスに出店していたが、23年に撤退していた。 

 

 庄田良二副社長が7日に開いた事業説明会で「ブランドを毀損(きそん)しないように退店したが、そろそろ(米国に)合う形でできるんじゃないか」と述べた。 

 

 24年12月期のオニツカタイガーの売上高は前期比58・3%増の954億円で、アシックス全体の14・1%を占めた。現在は日本や中国、韓国、東南アジア、欧州などに192の直営店を展開している。 

 

 説明会では、30年までに世界の主要都市で4店舗以上の大型店を出し、シューズ以外の品ぞろえを強化する方針も発表した。来年1月にはシューズ生産子会社の山陰アシックス工業(鳥取県)を「オニツカイノベーティブファクトリー」に商号変更し、オニツカタイガー専用の生産拠点とする。 

 

 

 
 

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