( 306270 ) 2025/07/10 04:08:46 0 00 参政党の神谷代表 ©時事通信社
7月20日投開票の参院選で、“台風の目”となりそうな参政党(神谷宗幣代表)。共同通信社が7月5日、6日に行った世論調査では、比例投票先として自民党に次ぐ2位に急浮上するなど、支持を拡大させている。
そんな参政党で、大きな収入源となっているのは、個人向けのイベントやパーティーでの収益だ。寄附も多く、2023年は個人献金で約1億3000万円を集めた。これは共産党(約5億円)、自民党(約3億円)に次ぐ数字だ。
では、こうして得た政治資金はどのように使われているのだろうか。「 週刊文春 」は今回、参政党が設立された2020年以降の政治資金収支報告書を徹底検証。すると、神谷氏個人や神谷氏の妻が代表取締役を務める会社への巨額支出が明らかになった。
神谷氏個人へは「講師料」などの名目で多額の支払いがあったほか、神谷氏の妻の会社にも「映画製作費」などの支出が確認できた。
さらに、参政党アドバイザーの肩書を持つ人物が代表を務める企業へも――。
参政党に見解を問うと、こう回答があった。
「(妻が代表の会社への支出は)収支報告書記載の通り、党の活動に必要な業務に対する対価として支出したものです。(映画製作費支出は)同社代表は神谷代表の配偶者ですが、取引は党の決裁手続きを経ており、公私混同のない適正な契約に基づいて実施したものです」
7月9日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」、ならびに7月10日(木)発売の「週刊文春」では、参政党の“身内”への巨額の支出の内訳に加え、元交際相手や参政党の創設メンバーが明かす神谷氏の素顔、スピリチュアルや陰謀論への傾倒の“源流”、“神谷ガールズ”として党の広告塔の役割を果たす女性衆院議員の正体などについて詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年7月17日号
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