( 306643 )  2025/07/11 06:41:26  
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現在の猛暑の中で、冷房による“冷え”から身体を守る“温活”アイテムが人気を集めています。

特に、エアコンで冷やされた室内で不快感を訴える声が多く、温めるための商品の売上が増加しています。

例えば、冷房対策用の貼るカイロや、温かさと冷たさを兼ね備えたネックピローが注目されています。

また、通気性のある夏用の腹巻きも好評で、特にエアコンの効いた職場での利用が便利とされています。

このように、温度調節が難しい今、人々は冷え対策として様々な商品を取り入れています。

(要約)

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室内の温度調節が難しい今、“冷え”から体を守る“温活”アイテムの売上げが伸びています。中でも、バイヤー注目の商品とは?  

 

■エアコン冷えで広がる“温活” 

 

暑い日が続いていますが、一方で聞こえてくるのは“冷え”に悩む声。 

 

「大学内の大教室だとクーラーが効き過ぎても止めに行けない。結構冷房にやられて、ちょっと体調悪いかもってなる」(10代女性) 

「エアコンが当たりにくいところに移動している」(20代女性) 

 

そして自宅でも…。 

 

「主人が冷房ガンガンにつけないと寝られないので、それに耐えている」(30代女性) 

 

暑くても室内では“冷え”を感じる人が多いようで、増えているのが体を温めて冷えを改善するいわゆる“温活”です。 

 

「カーディガン羽織ったりとかアームウォーマーで温める」(50代女性) 

「足が冷えるのでひざ掛けとかの保温グッズを使って温活している」(20代女性) 

 

■じんわり温かい「夏用カイロ」 

 

“夏の温活グッズ”で調べてみると、夏でも使えるレッグウォーマーやカイロなど多種多数。 

 

「Hokkairon 冷房対策用カイロ 貼るレギュラー」(興和/10個入・388円※番組調べ)は、冬に使うものとは少し違うとのことで、試してみると… 

 

THE TIME,マーケティング部 山根千佳部員: 

「ほんのり温かい。冬用のカイロに比べてじんわり温まる感じ」 

 

通常のホッカイロは最高温度が64℃ですが、冷房対策用は最高温度59℃と少し低め。冷房の効いた電車や商業施設などで優しく体を温めてくれそうです。 

 

■“ひんやり&ホット”のネックピロー 

 

<夏こそ温活>と書かれたポップの元、様々なアイテムを取り揃えているのは『渋谷ロフト』(東京・渋谷区)です。 

 

冷えを防ぐネックウォーマーや、耳からじんわり温めるほっとイヤリングなど、その数およそ200種類。 

 

『ロフト』商品本部 健康雑貨領域部バイヤー 瀬下絵里さん: 

「冷房で“夏の冷え”に悩む人が増えている。2025年はロフトとして展開を強化していて、6月の売上げは“前年比の約500%”と伸長している」 

 

 

中でも注目の商品は、“ホットなのにヒンヤリ”という「ホットネックマッサージピロー フィールクリア」(ATEX LOURDES/9900円※数量限定のためなくなり次第終了)。 

三日月のようなフォルムで、触った感じは「ひんやりモチモチ」です。 

 

瀬下さん: 

「表面は“接触冷感”になっているので、ひんやり肌に当たる部分は涼しく。ヒーターともみ玉が付いているので、首筋を“温めながらマッサージ”してくれる」 

 

首・肩だけでなく、腰やふくらはぎに使ってもOK。その使い心地は… 

 

山根部員: 

「肌触りがいい。ヒンヤリしていて気持ちいい。結構しっかり圧がくる。じんわり首が温まってきて、マッサージで一気にコリがほぐれていく感じ」 

 

■薄くてサラサラ「夏用ハラマキ」 

 

“夏の腹巻”も売れ筋商品の1つ。 

実際、街で聞いてみても使っているという声が多く聞かれました。 

 

「暑くて手足はどうしても靴下脱ぎたくなっちゃうので、お腹だけ冷やさないように」(30代女性) 

「会社とかだとエアコンの設定を変えることできないので、腹巻きがあるとすごい便利だなと」(20代女性) 

 

そんな夏用腹巻として、“熱くなり過ぎない”のが特徴の「ぽかぽかカイロ コットンハラマキ」( i.D/1760円)。 

 

『ロフト』商品本部・瀬下さん: 

「“通気性・吸湿性に優れたコットン”を使用しているので、夏でも“サラサラ”にお使いいただける」 

 

発熱するコットン素材ですが、熱くなりすぎないよう温感は「+1.7℃」と控えめ。実際に試してみると… 

 

山根部員: 

「つけた瞬間から“じんわりと温かく”なってきた。薄いので締め付け感もないし、蒸れる感じもない。シルエットにも響かない」 

 

温度調節が難しいこの季節。“夏の冷え”を防ぐセルフケアが広がっています。 

 

(THE TIME,2025年7月9日放送より) 

 

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