( 307101 ) 2025/07/13 05:15:33 0 00 世耕弘成氏(24年10月)
衆院和歌山2区選出の世耕弘成議員は12日までに自信のX(旧ツイッター)を更新し、中国から貸与されるジャイアントパンダに対する私見をつづった。
世耕氏の地元和歌山では、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」から雌のジャイアントパンダ4頭が先月28日、中国に返還されたばかり。現在日本にいるジャイアントパンダは東京・上野動物園の2頭だけとなり、こちらもいずれ返還が予定されており、日本側ではさらなるパンダ貸与を中国側に期待する声が多い。大阪・関西万博の中国ナショナルデー行事参加のため来日した習近平国家主席の側近、中国の何立峰副首相は11日、自民党の森山裕幹事長と大阪市内で約30分会談。ジャイアントパンダの新規貸与が話題になった。会談後、中国外務省幹部は会見で、今後の貸与に前向きな姿勢を示し、日本側でも期待が高まっている。
一方、世耕氏は11日の投稿で「パンダは大きな観光資源であるし、帰ってきたらとても嬉しい話だが、一方で私はパンダに関して政治家は関与や中国に対する『お願い』をすべきでないと思っている」と、記した。
「あくまでも繁殖の共同研究の問題として中国とアドベンチャーワールドで協議すべき問題だ。そうでないと相手のパンダ外交に乗せられてしまうことになる」とした上で「先日も中国の要人と会談したときにパンダの話を振られたが、私は『こちらから話題にするつもりはない』と返した」と明かした。
「中国に関しては、言われなきスパイ容疑で拘束されている日本人の即時釈放、尖閣近辺での領海侵入を止めることなど、政治家として申し入れるべきことが沢山ある」ともつづった。
自民党旧安倍派幹部だった世耕氏は、派閥パーティー裏金事件をめぐり昨年4月、自民党を離党。同年10月の衆院選に参院議員からくら替え出馬し、初当選した。
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