( 308289 )  2025/07/17 07:47:22  
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阪神は中日との試合で0-6で完封負けを喫し、今季5度目の完封負けとなった。

この試合は交流戦後初の連敗で、阪神の甲子園での中日戦においては2年ぶりの敗戦だった。

試合は両チームの好投手による互角の展開で始まったが、6回に中日に2点を先制され、9回にはさらなる4失点を許した。

阪神打線は中日の投手に抑え込まれ、わずか4安打で無得点に終わり、連続して敗北を喫した。

監督は選手の登録変更も行い、打撃陣の調整に迫られている。

次なる試合への立て直しが期待される。

(要約)

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阪神・藤川球児監督 

 

■プロ野球 阪神 0-6 中日 (16日 甲子園) 

 

首位・阪神は中日に5月15日・DeNA戦(横浜)以来、2カ月ぶりの今季5度目の完封負け。交流戦後初の連敗で、6カードぶりの負け越しを喫した。また甲子園の中日戦は23年7月以来、2年ぶりの負け越し。昨季甲子園の中日戦は10勝1分の負けなしだったが、今季はこれで3勝3敗。対戦成績も5勝7敗と2つの負け越しとなった。 

 

試合は阪神・才木、中日・髙橋宏の両先発の好投で5回まで0行進。しかし6回表に才木が2死一、三塁から上林に右中間への2点適時二塁打を浴び先制を許す。さらに9回表には回跨ぎの木下が4失点を喫し6点差に。一方の打線は髙橋宏の前に沈黙し、9回をわずか4安打、三塁すら踏めず無得点に抑えられ完封負けを喫した。 

 

ヘルナンデス、高橋が登録抹消され、ルーキー・早川、中川が登録された。 

 

スタメンは島田に代わり、前川が6番レフトに入った。先発の才木は中7日で今季15度目の登板、7勝4敗、リーグ2位・防御率1.58。前回の8日・広島戦(マツダ)は5回6安打1失点(自責1)で勝ち投手。 

 

才木の立ち上がりは三振こそ1つも、1巡目をパーフェクトに抑える。 

 

打線は相手先発・髙橋宏に対し、初回は三者凡退。2回は2死から前川の打球が一塁ベースに当たる内野安打となるも、小幡は二ゴロで続けず。3回には先頭の梅野が11球目を右前に運ぶも、才木がスリーバント失敗。近本の打球はセカンド・田中に好捕され二直、さらに一塁走者・梅野も戻れずダブルプレーで攻撃終了。 

 

4回表、才木は岡林、田中を連続空振り三振、上林を遊ゴロに打ち取り三者凡退。5回表も、先頭の細川を見逃し三振、ボスラーを三飛で2死。6番・山本には右前安打を浴び初めての走者を背負うも、板山を平凡な二ゴロに打ち取り中日打線を封じる。 

 

しかし打線も髙橋宏の前に4回裏は2番・中野からの好打順も三者凡退、5回裏は大山が右邪飛、前川が二ゴロ、小幡が空振り三振で三者凡退。 

 

好投を続ける才木だが、6回に先頭の8番・石伊に左前安打を浴びると、髙橋宏に犠打を決められ初めて得点圏に走者を背負う。1番・岡林は二ゴロで2死も三塁に進塁を許すと、田中には粘られ四球、3番・上林はフルカウントからの高めの直球を右中間へ運ばれる2点適時二塁打を浴び0-2。 

 

直後の6回裏は先頭の梅野が見逃し三振、才木の代打・高寺は中飛、近本が一ゴロで三者凡退。 

 

才木は6回を投げ、90球、3安打、4奪三振、1四球、2失点で降板。7回からは2番手で岩貞が登板するも、先頭のボスラーに右前安打を浴びる。それでも山本をバント失敗の投飛、ボスラーの盗塁失敗などチグハグな攻撃に助けられ結局3人で片づける。 

 

しかし7回裏、2番・中野からの好打順も空振り三振、森下はサード・板山の好守に阻まれ三ゴロ、佐藤輝は遊飛で三者凡退。 

 

8回裏も100球を超えた髙橋宏が立ちはだかり、大山、前川が内野ゴロで2死。小幡は内野安打で出塁し、梅野の打席で暴投があり得点圏に走者を置くも、梅野が空振り三振に倒れた。 

 

9回表は8回からの回跨ぎ3番手の木下が1死から上林、細川、ボスラーに3連打を浴び2点を失い0-4。さらに続く山本に左前安打を浴びるなど2死一、三塁から石伊に左前適時打を許し、木下はこの回3失点で降板。4番手でこの日初昇格・プロ初登板の早川が登板し、ボークで三塁走者の生還を許し6点目を失う。 

 

打線は9回裏も続投の髙橋宏の前に、1死から近本が中前安打を放つも後続が倒れ試合終了。才木は5敗目(7勝)を喫した。 

 

 

 
 

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