( 308299 )  2025/07/17 07:59:27  
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自民党の森山裕幹事長は和歌山選挙区の党公認候補を応援する中で、「和歌山らしくない選挙」と表現し、異例であることを指摘した。

この選挙区では、自民党の二階俊博元幹事長の三男・二階伸康氏と、離党した世耕弘成氏が支持する無所属の望月良男氏が激しく争っている。

森山氏は世耕氏の能力は認めつつも、安倍政権を本当に支えたのは二階氏であるとし、関係性の重要性を強調した。

一方、世耕氏は望月氏の応援演説で政治の変革を訴えている。

(要約)

( 308301 )  2025/07/17 07:59:27  
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党公認候補の応援演説をする自民の森山裕幹事長(15日、和歌山県みなべ町気佐藤で) 

 

 自民党の森山裕幹事長は15日、参院選和歌山選挙区(改選数1)の党公認候補応援のため訪れたみなべ町のJA施設で「和歌山らしくない。少しおかしな選挙。異例で、異様だ」と語った。 

 

 和歌山選挙区は長年、自民が独占してきた「保守王国」。今回は二階俊博・元自民幹事長の三男・二階伸康氏(47)が自民公認、裏金問題を機に昨年4月に離党勧告処分を受けて離党した世耕弘成・前党参院幹事長が支持する望月良男氏(53)が無所属で出馬し、保守分裂の激しい選挙戦を展開している。 

 

 森山幹事長は「世耕氏は優秀で能力があると思うが、今回は理解できない。安倍晋三首相が期待して育てられた人。しかし、安倍政権を本当に支えてきたのは二階(俊博)氏だった。その関係性からしていかがなものか。自民党員ではないけれど、人間関係を大事にして生きていくことが大切ではないか」と強調した。 

 

 世耕氏は、9日に御坊市であった望月氏の個人演説会で初めて表立って応援のマイクを握り「和歌山の政治の空気の入れ替えを実現しなければならない」と訴えた。 

 

紀伊民報 

 

 

 
 

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