( 308434 )  2025/07/18 05:25:56  
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映画評論家の町山智浩氏が、ミュージシャンの浅井健一が選挙について投稿した内容に言及した。

浅井は、自分の意思で選んだ政党を支持し、結果に従うことが国民主権と民主主義の基本であると語った。

それに対して町山氏は、選挙は独裁ではなく、選ばれた者が責任を持って政治を行うべきだと反論し、抗議することも民主主義の一部であると指摘した。

また、ロックの本質についても疑問を呈した。

(要約)

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町山智浩氏(2010年撮影) 

 

 映画評論家の町山智浩氏(63)が17日までにX(旧ツイッター)を更新。伝説的ロックバンド、BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)の元ボーカル・ギターとして知られるミュージシャン浅井健一(60)が選挙に関して投稿した内容に言及した。 

 

 浅井は14日、インスタグラムで、参院選(20日投開票)で投票する政党を公表したことに対して寄せられた声に言及。批判の声に反論する中で「一人の人間が自分の心で感じて自由に決断してある政党に一票を入れる。これこそ国民主権、民主主義の根幹だよな。それによって選ばれた政党がこの国を仕切る。みんなの意思で選ばれたのだから、たとえ自分が好きではない政党が選ばれたとしても、自分はそれを認めた上で従う。もし仮にその政党の政策がダメダメだった場合は次の選挙でたぶん落とされる、それの繰り返し。俺がどこに投票するかは、俺の自由。それに対して攻撃してくる人は間違いなく間違っている」と持論を展開していた。 

 

 町山氏は、浅井の投稿内容を引用し「選挙制度を『勝った者が独裁する』ことだと勘違いしてる。正しくは『選ばれたなら、自分に反対する人に対しても責任ある政治をする』ですよ」とピシャリ。「選挙は多数決で期限付き独裁者を選ぶ王様ゲームじゃない。抗議するのも民主主義」と指摘。「そもそもロックって、現状にNOと叫ぶものじゃなかったの?」と疑問を投げかけた。 

 

 

 
 

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