( 309284 )  2025/07/21 04:05:53  
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公明党の幹部は、東京都新宿区で開票状況を見守りながら、現有14議席の死守を目指しているが、議席減の見通しが強まっている。

斉藤鉄夫代表は当選確実となった候補者にバラを付けた一方で、険しい表情を見せる幹部もいた。

公明は「超重点区」として兵庫、福岡、神奈川に力を入れたが、自民党と共に議席が減少する懸念がある。

党の幹部は連立政権の影響を嘆いている。

(要約)

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当選確実となった候補者に花をつける公明党の西田実仁幹事長(左)、斉藤鉄夫代表=20日午後、東京都新宿区(松井英幸撮影) 

 

現有14議席の死守を目指した公明党幹部らは20日夜、東京都新宿区の党本部で開票状況を見守った。議席減の見通しが伝えられる中、斉藤鉄夫代表は当選確実となった候補者に笑顔でバラを付けたが、険しい表情を見せる幹部もいた。 

 

公明の改選前議席数は選挙区7、全国比例7。今回、重点区の中で特に力を入れる「超重点区」として兵庫、福岡に選挙期間中に神奈川を加え、人員を集中させて総力戦を展開。念頭には、議席減となった6月の東京都議選を受けた危機感がある。 

 

公明は平成28年以降の参院選で13から14議席を維持してきたが、今回は自民とともに沈む見通しとなった。ある党幹部は「自民と同じと思われている。四半世紀にわたる連立の裏目だ」と嘆息した。 

 

 

 
 

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