( 309549 )  2025/07/22 03:16:54  
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石破茂首相は21日の記者会見で、参院選での与党の敗北を受け、自民党と公明党での政権運営を続ける意向を表明した。

さらに、他党との協力を呼びかけ、新たな政治の形を模索する意向も示した。

また、衆参両院での少数与党について「いばらの道」と強調しつつ、連立政権の拡大は考えていないと述べた。

党役員人事や内閣改造については9月の任期を考慮に入れるとし、現時点での人事変更には否定的な姿勢を示した。

自身の続投については期限を設けていないと語り、緊急課題への対応を優先する考えを示した。

(要約)

( 309551 )  2025/07/22 03:16:54  
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参院選の結果を受け記者会見する石破茂首相=21日午後、自民党党本部(春名中撮影) 

 

石破茂首相(自民党総裁)は21日、参院選での与党大敗を受けた記者会見で、自民、公明両党で政権運営に当たるとした一方、「公明以外の他党とも真摯な議論を通じ、国難を打破できる新たな政治の在り方について一致点を見いだしたい」と述べ、野党に協力を呼びかける考えを示した。 

 

■いばらの道 

 

首相は、衆参両院で少数与党となった結果を踏まえ、「ここから先はいばらの道だ」と強調した。連立政権の枠組みについては、「現時点で拡大する考えを持っているわけではない」と述べた。 

 

党役員人事や内閣改造については、9月の党役員任期を念頭に置いて対応を考えると述べた。「現時点で人事について考えを持っているわけではない。皆で全身全霊、誠心誠意、選挙に対応した。国会対応にも全力を尽くした」と述べ、幹部の引責辞任には否定的な考えを示した。 

 

自身が続投する期限に関しては「期限を考えているわけではない。物価高や自然災害への対応など喫緊の課題に解決の道筋を付ける」と述べるにとどめた。 

 

 

 
 

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