( 309724 )  2025/07/22 06:39:06  
00

参議院選挙明けの取引では、自民・公明が過半数を割り込んだ影響で、ドル/円が不安定な値動きを示している。

21日早朝には、一時147.74円までドル安/円高が進行し、その後148円半ばに戻った。

円が売られた背景には、積極財政への期待があり、一部は巻き戻された。

しかし、石破前首相の退陣の可能性がまだ残っており、今後の自民党内の意見を反映する必要があるとの見解が示されている。

(要約)

( 309726 )  2025/07/22 06:39:06  
00

自民・公明の過半数割れが伝わった参議院選挙明けの取引で、ドル/円は不安定な値動きとなっている。写真は5000円札。2024年7月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato) 

 

[東京 21日 ロイター] - 自民・公明の過半数割れが伝わった参議院選挙明けの取引で、ドル/円は不安定な値動きとなっている。21日早朝の取引で一時147.74円と、前週末ニューヨーク市場の終盤から1円超ドル安/円高に振れた後、148円半ばまで切り返している。 

 

「積極財政への思惑で円が売られていた分が一部巻き戻されたが、石破(茂)首相退陣の可能性が消えたわけではなく、続投しても選挙の敗北で自民党内の積極財政派の意見も取り入れなければいけない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト)との見方が聞かれた。 

 

 

 
 

IMAGE