( 309769 )  2025/07/22 07:16:43  
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赤沢亮正経済再生相は、ワシントンでの日米関税交渉に関して記者団にコメントし、選挙の結果に関係なく国益を重視した交渉を行う姿勢を示した。

参院選で与党が過半数を割ったことによる交渉への影響を否定し、8回目の訪米で米側の交渉役との直接協議を予定している。

トランプ大統領が日本に25%の「相互関税」を課す意向を示したことに触れ、期限までに合意を得たいとの意向を表明した。

(要約)

( 309771 )  2025/07/22 07:16:43  
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記者団の取材に応じる赤沢亮正経済再生相=2025年7月21日午前10時22分、ワシントン、榊原謙撮影 

 

 日米関税交渉を担当する赤沢亮正経済再生相は21日、訪問先のワシントンで、「国益をかけた交渉だ。選挙で勝ったとか負けたとかは、基本的には関係がない」と記者団に述べた。20日の参院選で与党が過半数を割り、関税交渉への悪影響が懸念されているが、赤沢氏は明確に否定した。 

 

 赤沢氏が日米交渉のために訪米するのはこれで8回目。米側の交渉役のベッセント財務長官らとの直接協議を想定しているとみられる。 

 

 トランプ大統領は8月1日から、日本に25%の「相互関税」をかけると通告している。赤沢氏は「それまでに何らかの合意を得たいという思いは日米双方にある」と述べ、期限までの歩み寄りは可能だと主張した。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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