( 309914 )  2025/07/23 04:48:44  
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国民民主党の公認が取り消された元衆院議員の山尾志桜里氏が、無所属で東京選挙区に立候補し落選した後、ABEMAの報道番組に出演した。

彼女は選挙戦中に提起した憲法案の問題について自身の見解を交えつつ、選挙失敗の原因を分析した。

選挙期間中、彼女の演説は評価される一方で、参政党の政策への批判を行ったことについても言及。

具体的には、憲法論が表現の自由を制限する可能性がある点を指摘し、責任を感じての発言であったと説明した。

彼女は信念を持った選挙活動を行ったが、結果は未知であると述べた。

(要約)

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山尾志桜里氏(2025年7月撮影) 

 

 国民民主党の公認内定が取り消された後、離党し無所属で東京選挙区(改選7)に立候補して落選した、元衆院議員の山尾志桜里氏(50)が21日配信のABEMA報道番組「Abema Prime(アベプラ)」に出演。選挙戦中に参政党の憲法案について問題提起した真意を説明した。 

 

 山尾氏は参院選について「出馬を決めた7月1日で20日間の選挙戦となり、見て、聞いて、話すみたいな3回ぐらいタッチポイントがないと人の心って動かない。そのタッチポイントが上滑りの状態で3週間が終わってしまった」と敗因を分析した。 

 

 一方で、ジャーナリスト堀潤氏からは「評判としては選挙期間が進むにつれ、山尾さんの演説がいい、という評判が広がっていって」と評価され、「ありがとうございます」と感謝。さらに元日本テレビの政治ジャーナリスト青山和弘氏からは「山尾さんの演説を聞いて思ったんですけど、非常に特徴的だったのが、今回躍進した参政党の政策について、真正面から問題点を指摘していたでしょう。やっぱり、今、勢いのある政党に異論を挟むって、怖いことなんですよ、候補者にとって。そういう意味で山尾さんって、無所属で出た経緯も含めて、『聞く価値がある』って先ほどおっしゃったけど、そういったところがあった。逆に逡巡とか、何でそういうところに踏み込んだのか、というのは聞いてみたい」と問いかけられた。 

 

 山尾氏は「やっぱり候補者としての責任だと思ったのと、私がこれだけ憲法のことをずっとやってきて、自分でもこの国のために良い憲法改正をしよう、と言っている以上は、やっぱり参政党の憲法論というのが、表現の自由を削って、愛国を強制するという、ものすごい問題があるよ、ということは指摘する責任があると思ったんですよね」と説明。「それが吉と出るか凶と出るかというのは全く分からないことなんですけど、私が選挙で思うのは、内容よりも、『この人、本気だな』という。本気さが伝われば、どこかでそれが結果につながってくる。真剣さ。それだけは、5回目の選挙なんですけれども、信じてやってみました」と振り返った。 

 

 

 
 

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