( 309989 )  2025/07/23 06:20:02  
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アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が2025年7月18日に公開され、異例の人気を博している。

その影響で、愛知県の「イオンシネマ名古屋茶屋」では製氷機が追いつかなくなり、ドリンク提供を一時中止する事態となった。

上映回数は増加し、平日に29回上映する日もある。

公式発表によると、公開初の4日間で観客516万人と興行収入73億円に達しており、過去の「無限列車編」と同様の成功が期待されている。

映画館側は、鑑賞マナーの向上も呼びかけている。

(要約)

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写真はイメージ 

 

 アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が2025年7月18日に公開され、あまりの人気ぶりに、一部の映画館はドリンク用の「製氷」が追いつかなくなる事態にもなっているとしてXで驚きが広がっている。映画館の運営会社に詳しい話を聞いた。 

 

■「製氷機の限界を超えて製氷が追いついておりません」 

 

 劇場版「鬼滅の刃」シリーズは漫画家・吾峠呼世晴さんによる同名漫画を原作とし、「無限城編」3部作では、主人公・竈門炭治郎をはじめとする「鬼殺隊」と「鬼」との最終決戦が描かれる。 

 

 公式サイトは22日、無限城編の第1作について、月曜・祝日を含む公開4日間で観客動員516万4348人(興行収入73億1584万6800円)になったと興行成績を報告。なお、20年10月公開の「無限列車編」は総興行収入が約517億円、日本国内で歴代興行収入の1位を記録したとしている。 

 

 早くも新作大ヒットが話題になる中で、愛知県にある「イオンシネマ名古屋茶屋」が嬉しい悲鳴を上げた。同館は、無限城編のために、約300人を収容できるスクリーンを含めて複数スクリーンを並行で日夜稼働させ、平日に計29回上映する日もある。 

 

 今回、ドリンク販売に際して「重要なお知らせ」という掲示物を出し、 

 

「連日、鬼滅の刃/大ヒットにより、製氷機の限界を超えて製氷が追いついておりません。その為、本日ドリンク氷提供を中止しております」 

 

と伝えたのだ。コールドドリンクは「氷なし」になるといい、「皆さまには多大なるご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします」とも呼びかけていた。 

 

 この情報がXでも拡散され、「なかなか見れないお知らせ」「製氷機追い付かないって、凄すぎる。人気半端ない」「グッズ枯らすのは予想できたが、製氷機の氷枯らすのは斜め上すぎる」「こうなるまで売れまくったドリンク代だけでも経済効果すごそう」「改めて鬼滅の集客力に脱帽!」などと驚かれたほか、同様の目撃談が相次いでいる。 

 

 イオンエンターテイメント広報担当は22日にJ-CASTニュースの取材へ応じ、実際、イオンシネマ名古屋茶屋の掲示物は21日朝から出したことを明らかにした。現在は掲出していないという。 

 

 同館は14年オープンで「無限列車編」を上映した経験もあるが、映画の大ヒットで製氷が追い付かなくなることはよくあるのか尋ねると、 

 

「製氷が追い付かなかったことはありません。多くのお客様にご利用いただいて有難い次第です。フード・ドリンクの提供を含め快適に楽しんでいただけるよう努めます」 

 

とした。一方、異例の人気が伺える「鬼滅の刃」上映をめぐっては、鑑賞マナーが悪い客も散見されるといった指摘がXで一部出ている。広報担当は、全劇場に関して「『鬼滅の刃』に限らず、みなさまに快適にお楽しみいただけるよう、引き続き鑑賞マナーに関する案内を行ってまいります」としている。 

 

 

 
 

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