自民党の石破茂首相は参院選での大敗を受け、進退が注目されている。

SNSでは、首相の責任を問わない意見や、保守的な政権運営に対する懸念が広がっている。

また、社民党のラサール石井氏が「最近の自民党の首相では一番まとも」と評価する声もあり、石破氏を擁護する意見や「ポスト石破」候補として高市早苗氏が心配される意見も見られる。

（要約）

自民党の麻生最高顧問、菅副総裁、岸田前首相との会談を終え、自民党本部を出る石破首相＝23日午後、東京・永田町 

　参院選で大敗した石破茂首相の進退を巡り、交流サイト（SNS）で「 

」との投稿が広がっている。大敗は首相だけの責任ではないとの主張や、自民党以外の支持者が政権の保守化を懸念する指摘が目立つ。参院選で初当選した社民党のラサール石井氏も自身のX（旧ツイッター）で「ここ最近の自民党の首相では一番まとも」と書き込んだ。 

　SNSでは、自民の派閥裏金問題などを例示し「負の遺産を一身に背負う石破さん。誰がなっても解決は無理」との擁護論や、「ポスト石破」候補で保守派の高市早苗前経済安全保障担当相が首相に就任する展開を、心配する意見が見られた。