( 310466 ) 2025/07/25 04:32:14 0 00 麻生元総理「石破自民党で選挙勝てない」“辞任促す”も…改めて“続投意向”示す
自民党に復党して参議院選挙で当選した鈴木宗男氏。お礼のため、石破総理を訪ねました。
自民党 鈴木宗男氏 「会った瞬間から、凛としていましたから。総理は、一にも二にも国益と国民生活を守る、政治空白を作ってはいけないという強い信念を私は感じました」
話は、娘の貴子たかこ氏らが求めている退陣論にも及んだそうです。
鈴木宗男氏 「『民主主義ですから、いろんなご意見があっていいですね』と。総理は、それはもう淡々としていました」
ただ、石破総理の包囲網は、日に日に狭まっています。
23日に開かれた石破総理と総理経験者3人の会談。「出処進退の話は一切出ていない」と説明した石破総理ですが、実質的に辞任を促す発言が出ていたことが明らかになりました。
岸田文雄前総理 「最低限、党の分裂は避けないといけない。みんなの声を聞いたうえで、見通しを示すことが必要だ」
麻生太郎最高顧問 「石破自民党では、選挙に勝てないことが明らかになった。対応を考えなきゃいけない」
より厳しいことばを放った麻生氏。かつて、石破氏が弓を引いた相手です。
16年前、当時、石破総理は、農林水産大臣として麻生内閣に身を置きながら、都議選の大敗で一気に火が付いた“麻生降ろし”の先頭に立っていました。
要求したのは、いまの中堅・若手議員が求めているのと同じ『両院議員総会』の開催。結局、当時の執行部が開いたのは『両院議員懇談会』。総会とは異なり議決権がないため、不満の“ガス抜き”の場にしかなりませんでした。
ところが、その衆院選は大敗し、政権交代を引き起こします。
当時の石破総理は、執行部批判を繰り返しました。
石破農水大臣(2009年7月) 「党執行部が『両院議員総会開く、みんな集まってくれ』と度量があるべきだったと思います。そこで、『麻生おろしが始まったら心配』その気持ちはわかるけど、『みんな集まってくれ』、そういう度量が必要だったのでは」
そして、いま、石破総理は、総会を求める動きに先手を打つかのように『懇談会』の開催案内をすでに各議員に通知しています。
これで“石破おろし”の動きが、収束するとは到底考えられません。
24日午後8時過ぎ、石破総理が取材に応じました。
石破総理 「(Q.進退について)引き続き、全力を尽くして参りたい。私から以上です」
テレビ朝日
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